富谷市議会の議長が、議会閉会に伴う懇親会の挨拶で、富谷市内で起きたクマによる人的被害について触れ、「被害者が前議長ではなくて良かった」などと発言したことが分かりました。

富谷市では去年、60代の男性がクマに襲われ、けがをしていて、議長は「軽率だった」と話しています。

3月13日午後4時ごろ、仙台放送の取材に応じた、富谷市議会の畑山数晴議長。

富谷市議会 畑山数晴議長
「いまこうして振り返って自分の発言を見れば、それは言うべきではなかったと非常に重く受け止めております。そこまで配慮していなかったのは、軽率だったと反省はしております」

畑山議長によりますと、12日開かれた議会閉会に伴う市長や幹部職員などが出席した懇親会の冒頭のあいさつで、「去年、富谷市内でクマによる人的被害が発生したが、被害者が前議長ではなくて良かった」などと発言したということです。

富谷市では、去年9月、歩道を歩いていた60代の男性が、背後から体長1.5メートルほどのクマに襲われ、頭や顔、上半身などを複数ひっかかれ、けがをしました。命に別条はありませんでした。

畑山議長は発言の意図について、「クマの対応に追われる中、去年9月の時点で議長だった議員がクマに襲われてけがをしたら、議会運営に支障が出るという趣旨で発言した」などとしていて、今後の対応については、議会事務局と協議した上で検討するとしています。

富谷市議会 畑山数晴議長
「当然、被害があった方に対しては本当に大変だったというところは当然あるんですけども、『身内のネタ』ということではないが、そういう形に考えないでしゃべってしまったというところは、本当に反省しなくてはいけない」

畑山議長は、去年9月から富谷市議会の議長を務めています。

仙台放送
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