東日本大震災から15年を迎えたのに合わせて、県内外の大学生たちが3月13日に岩手県釜石市を訪れ、防災について学びました。
この交流会は、防災学習を活用した交流人口の拡大を目指す県などの取り組みの一環で行われたもので、岩手県立大学と兵庫県立大学、それに横浜国立大学の学生26人が参加しました。
一行は13日、釜石市の津波伝承施設いのちをつなぐ未来館を訪れました。
この施設では語り部の川崎杏樹さんが震災当日、この地域の小中学生が避難した際の状況などについて伝えました。
語り部 川崎杏樹さん
「もし学校からの避難とかそれ以降の移動も、あと数分ずつ遅れていれば、途中で津波にのみ込まれていた可能性も十分にあったと思います」
学生たちは備えの大切さを感じながら真剣な表情で聞いていました。
参加した学生からは「避難の様子などを具体的にわかりやすく解説してくれたので、私たちにもそういうことが実際に起きてしまうというのを感じた」「当事者意識をより深く持つことができているので、これからの防災への意識とかがより強まったと実感しています」などの声が聞かれました。
学生たちは今回大槌町なども訪れていて、この訪問を今後の防災の活動に生かすとしています。