20年前に当時6歳の姪に暴行を加えて死亡させて遺体をコンクリート詰めにし、遺棄した罪に問われている男に、大阪地方裁判所は懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

無職の飯森憲幸被告(42)は2006年12月、姉の代わって育児するため預かった姪の岩本玲奈ちゃん(当時6歳)に暴行を加えて死亡させ、遺体をコンクリート詰めにし、おととしになって八尾市の住宅に運搬して遺棄した罪に問われています。

これまでの裁判で飯森被告は起訴内容を認めていました。

そのうえで、玲奈ちゃんの育児について「どこに相談していいのか分からなかった」などと説明し、暴行の動機について「怒りのコントロールができなかった」と話しました。

検察側は「怒りに任せて執拗かつ苛烈な暴行を加えた」として飯森被告に懲役12年を求刑。
一方、弁護側は「何の協力もしなかった周囲の人にも非がある」などとして、懲役4年以下が妥当と主張しました。

13日の判決で大阪地裁の伊藤寛樹裁判長は「傍の交際相手の制止を受けながらも暴行を重ね、非情なものを含み悪質」と指摘。
そして死体遺棄罪については「保身のため、死体への畏敬の念を損なった」などと指摘しました。

一方で「責任と向き合う姿勢を貫き、反省している」などとして懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

関西テレビ
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