外国人留学生を対象にした合同の企業説明会が福岡市で開かれました。
外国人の採用に力を入れる企業の狙いを取材しました。
企業の採用説明に、真剣な表情で耳を傾けている外国人留学生。
福岡市で12日、留学生向けの企業説明会が開かれ、九州各県の大学や専門学校などで学ぶ留学生約950人が参加しました。
◆留学生
「ミャンマーからです。宿泊業を探している」
「バングラデシュです。ITを勉強しているので、IT関係の会社を探している」
対する企業側は、小売・飲食、建設業からホテル業界まで33社。
外国人の採用に力を入れる理由を聞いてみると…。
◆ジョイフルの担当者
「台湾への出店や、今後の(海外への)出店計画に伴って、外国人ならではの目線・経験を生かしてというところが広く求めているところ」
◆イオンの担当者
「いろんな人の価値観を取り入れたいということもありますし、大分などの観光地では外国のお客さまの方が多かったりするので」
人手不足を補うためにも、外国人労働者の存在は重要です。
帝国データバンクによりますと、正社員の人手不足を感じている県内の企業は全体の52.3%と半数を超えています。
一方で、一部の政党が外国人の受け入れに上限を求めるなど、規制強化の動きが加速していることについて、留学生たちは…。
◆ネパールからの留学生
「とても厳しいと思う。ビザをもらうのが大変」
「ルールを守ったら特に問題ない。日本は住みやすいから国へ帰らないでここでビジネスをしたい」
県によりますと、県内の大学や専門学校などで学ぶ外国人留学生は約1万9000人。
説明会を主催した県の担当者は「日本ならではの就職活動の習慣がない留学生たちが、就活への意識を高めるきっかけになれば」と話していました。