福岡市で死産した赤ちゃんの遺体をごみ箱に捨てた罪に問われていたベトナム人の女に対し、最高裁は、無罪を主張していた被告側の上告を退けました。

ベトナム国籍の技能実習生グエン・テイ・グエット被告(22)は、2024年2月、福岡市博多区の交際相手の家で死産した男の子の遺体をごみ箱に捨てたとして死体遺棄の罪に問われていました。

一審の福岡地裁は、懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決を言い渡し、二審の福岡高裁も支持。

このためグエン被告側は上告していましたが、最高裁は3月9日付で退けました。

この決定を受けグエン被告側はー。

◆グエン被告
「無罪判決を得ることはできませんでしたが、今後望んでいるのは、私と同じように孤立した中で出産する人が支援や保護を受けられることです」

技能実習生を巡っては、妊娠を理由に帰国を迫られる懸念などから孤立出産に追い込まれるケースが相次いでいます。

被告側は今後、最高裁に異議申し立てを行う方針です。

テレビ西日本
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