中東情勢の緊迫化で原油と同じように、国内需要のほとんどを輸入に頼っている小麦の価格が高騰していて、都内のベーカリーでは懸念の声が上がっています。
小麦は、アメリカの天候不良で収穫量が減る懸念が強まっているうえに、イランによるホルムズ海峡封鎖で輸送や生産コストが膨らむとの見方もあり、1年9カ月ぶりの高値をつけました。
こうした中、1日で200kgほどの小麦粉を使う都内のベーカリーでは、今後も小麦価格がさらに上昇するのではないかと懸念の声が聞かれました。
マルジュー・伊東正浩社長:
今こういった粉やイースト、バター油などすべて上がるような形に。ガソリンが上がることによって、運賃がもうダイレクトにたぶん上がってくると思う。
市場価格の高止まりが続くと、10月に予定されている輸入小麦の政府売り渡し価格の見直しで、さらに値段が上がる可能性があります。
ベーカリーの客:
これ以上パン値上がりしたらちょっと困っちゃうと思う。
ベーカリーの客:
麺類も結構ね、やっぱり小麦使ってますからね。
中東情勢の不安定さは、家庭の食卓にも大きく影響しそうです。