札幌市中心部から車で約1時間、札幌の奥座敷・定山渓で、冬ならではの”穴場スポット”が注目を集めています。

 温泉街の中心部には、親子で楽しめるカフェや、雪景色を眺めながら入れるテントサウナ、さらに北海道と長野がコラボした新感覚のおやきまで、魅力的なスポットが存在しています。

 今回は、定山渓観光協会の永野祐輔さんがオススメする穴場スポットを巡っていきます。

 まずはじめに向かったのは、温泉街の中心部で6年前にオープンした「トッチャンカフェ」。コーヒー豆を全て自家焙煎で提供していて、オリジナルのネコ型のトーストが人気のカフェです。

 ご主人は、スノーボードアルペン日本代表のヘッドコーチで、今開催中のミラノ・コルティナオリンピックに帯同していました。

 こちらの人気メニューは、自分で焼ける「にゃんこトースト」です。

 「このままジャムやバターをつけて楽しむ食べ方が第一歩。オプションでチョコペンも用意しているので、(3色から)お好きなカラーを一1色選んでいただいて、焼いたパンに猫の顔などを描いて楽しめます」(トッチャンカフェ 戸崎ちひろ店長)

 遊び心満載のお絵かきは、お子さんにも大人気です。

 道産小麦100%を使ったにゃんこトーストは、南区内にある就労支援施設のパン屋さんにオーダーしたオリジナルパンです。ハチワレかプレーンの2種類から選ぶことができます。

 「結構皆さん、厚みもあるので最初は食べきれるかなとか、可愛くて一口目がちょっと心苦しいわって言われるんですけど、結構さらっと食べ終わります」(戸崎店長)

 続いて向かったのは、トッチャンカフェから車で約2分のところにある「野あそびベース フリルフスリフ」。こちらでは、冬の定山渓ならではのワンランク上の”整い体験”ができます。

 深々と降り積もる雪の中に設置されているのは、テントサウナです。室温80度以上のロウリュ付きの雪見サウナは、3月下旬まで楽しめます。窓の外には音もなく雪が降り、まさに別世界のような空間が広がります。

 そして、雪景色の中でじっくり汗をかいた後は、この時期にしかできない体験が待っています。

 それは、新雪の中へダイブする”天然水風呂”です。

 「気持ちいい~~!」(遠藤まさしリポーター)

 まさに別次元の体験ができます。

 続いて向かったのは、「野あそびベース」から車で約5分のところにある「翠巌離れ 松直棘曲(すいがんはなれ まつはなおく いばらはまがれり)」です。

 こちらは2025年10月にオープンした、北海道と長野県がコラボしたおやきの専門店です。

 「完全予約制のテイクアウト専門店で、長野県の郷土料理に道産食材を使ったおやきです」(翠巌離れ 宮町薫さん)

 長野県のおやきはスイーツ系ではなく、おかず系のおやきです。

 長野県出身の小松シェフが腕を振るうのは、道産食材にこだわり、一つ一つ手作りした「渓谷ノ巌焼き」。

 「信州おやきというかたちで、各家庭で食べられています。これは一番オーソドックスな作り方ですが、蒸すだけとか、油で揚げるとか、いろいろな作り方があります」

 「長野県で出しているおやきとはまた別の、北海道風のおやきを皆さまに召し上がっていただきたいと思いまして、北海道の鮭、北海道のジャガイモ。中にはクリームチーズも入っていますし、隠し味でお味噌も入っています」(いずれも翠巌離れ 松直棘曲 小松直輝料理長)

 まるで”小さなちゃんちゃん焼き”のような、北海道の鮭を使ったおやきです。

 素材一つ一つにこだわり保存料を使わず、全て手作りしているおやきは、全部で5種類をラインナップ。

 冬の定山渓には、まだまだ知られていない魅力的なスポットがたくさんあります。温泉とともに、穴場スポットを楽しんでみてはいかがでしょうか。

北海道文化放送
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