3年前、富山地方鉄道の線路で作業員が列車にはねられ死亡した事故で、富山地方裁判所は、当時の現場責任者だった男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

この事故は2023年4月、富山地方鉄道の線路で保線作業をしていた当時19歳の男性社員が走ってきた列車にはねられ死亡したもので、現場責任者だった富山地鉄の元社員、堀内基被告(53)が業務上過失致死の罪に問われています。

9日の判決で富山地裁の梅澤利昭裁判長は「注意義務を怠った過失は非常に重い」と被告の過失を認めました。

一方、被告は当時、自らも保線作業に当たり、現場管理に専念できなかったことを挙げ、「会社の安全管理にも問題があり、一従業員に過ぎない被告への求刑としては重すぎる」とし、禁固2年の求刑に対し、禁固1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

被告は控訴しないとしています。

富山テレビ
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