新富町の航空自衛隊新田原基地では最新鋭ステルス戦闘機F−35Bの訓練が去年11月に始まって4カ月が経ちました。町民と騒音との向き合い、その変化と影響を見てきました。

(戸高涼平記者)
「今、上空にF−35Bが通過していますが、重く、ずっしりとした音が周囲に鳴り響いています」

6日もF−35Bの訓練が行われていた新富町。

(新富町民)
「F−15と比べてどうですか」

「もう全然違う」

「ほんとね、もう長い時間ズキズキするような」

新富町基地対策課によりますと、新富町には先月までに騒音などの相談が約20件寄せられました。

西都市の危機管理課にも「F−15と比べて騒音が大きい」といった相談が寄せられています。

(直売所で花を販売)
「音はちょっと強いなと。もう全然会話ができないし。通り過ぎるまで待っているしかないから、お客さんと対応するときに、全然会話が通じないですね」

(新富町民)
「前と比較すると音が激しくなった。そして(夜)遅くまで飛んでるでしょう。(夜)8時ぐらいまで飛んでて、訓練が終わった時に、「あっテレビの音が大きい」っていつも思います。それで切り替えます」

インタビュー中にも上空を機体が通過します。

(買い物客)
「上を通ると会話も遮られるくらいですね」

「電話していても”ちょっと待って“って言って、話さないといけないし。会話もっと途切れますよ」

騒音を計測しました。112.1デシベル。これは自動車のクラクションを間近で聞いた時と同じ程度の騒音だということです。

今年1月小泉進次郎防衛大臣が新田原基地を訪れ、F−35Bの訓練を視察しました。

国はその後、降下の際の旋回について一部海上で行うよう飛行ルートの調整を指示しました。

訓練が行われる日と時間帯は新富町などのホームページに掲載されています。

新富町は、新年度予算案に騒音対策として4年に渡って町民1人あたり年間2万円の給付を盛り込みました。

F−35Bの訓練は来週も3日行われる予定です。住民はこれまでとは違うその騒音に戸惑っています。

テレビ宮崎
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