テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」で天気情報を担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「春も火災の季節」をテーマにお伝えします。

3月7日は「消防記念日」春に火災が多い理由とは?

3月7日は、日本の消防の基礎が築かれたことを記念する「消防記念日」です。現在、春季全国火災予防運動(3月1日〜7日)が行われていますが、なぜこの時期に火災予防が強調されるのでしょうか。

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2023年のデータを見ると、実は冬場だけでなく、3月や4月も火災件数が非常に多くなっています。古山予報士によると、春に火災が増える理由は主に2つあります。 

1. 乾燥:冬から引き続き空気が乾いていること。
2. 強風:春特有の強い風が吹くこと。

この「乾燥」と「強風」という条件が揃うことで、一度火が出ると一気に燃え広がりやすくなるのです。実際に、2025年3月に、宮崎市鏡洲では大規模な山火事も発生しています。

宮崎県の出火原因、第1位は「たき火」

さらに、宮崎県内(宮崎市消防局管内)の具体的な出火原因についても紹介されました。

1位:たき火(11.3%)
2位:火入れ(10.6%)
3位:コンロ(6.4%)

宮崎では「たき火」が原因の火災が最も多くなっています。古山予報士は、「強風の日はたき火を行わないこと」、そして行う際は「必ず水を準備し、最後は完全に消火すること」を強く呼びかけました。また、農作業などの「火入れ」を行う際は、必ず許可申請を行い、林野火災警報などの情報をチェックすることが重要です。
季節の変わり目、気象の変化を正しく知ることで、火災や体調不良、農作物の被害を防いでいきましょう。

(テレビ宮崎)

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