6日午後、東京・表参道で街行く人を見てみると、あちらこちらに“厚底スニーカー”を履く人の姿がありました。
街の人たちに人気の理由を聞いてみると「めっちゃ身長盛れる。5cmくらいある」「身長を“盛りたい時”とかスカートはく時に“スタイルアップ”のために履いたりしてます」と話していました。
背を高く、スタイルよく見せたい。
その一方で、ハイヒールの靴ではなく“厚底スニーカー”を選ぶ理由を聞くと、「ヒールはたまーに履くが、疲れちゃうので履かない。身長を高く見せたいのと、薄い靴だと歩いた時に疲れやすい感じがして。なので厚底をけっこう使ってる」という納得の答えが。
厚底スニーカーは“スタイルアップ”と“歩きやすさ”を両立しており、見た目と機能が「一石二鳥」の欲張った一足だというのです。
災害での帰宅困難時など有事の際にも安心で、さらに、おしゃれさも兼ね備えているため若者を中心に人気が高まっています。
「イット!」ではSNSでコスパ最高と話題の「ワークマン」の厚底スニーカーを取材しました。
2月に発売されたばかりのニューモデル「ハイバウンスファントムライド」は白と黒の2種類で、税込み3900円とお値段も魅力的です。
ワークマン広報部・小雀杏実さん:
新製品発表会でワークマンで商品を紹介した。その頃からかなり多くの(好意的な)声をもらっている。歩きやすさと全体的なコーディネート、“オシャレ”と“歩きやすさ”のいいとこ取り。
厚底スニーカー未経験の番組女性スタッフが履いてみると「かなり軽いですね。クッション性もすごく、ふわふわしています。中が高反発な素材になっているので、ボールの上に乗っているような浮いているような不思議な感覚です。つま先が上がっているので、押し出されるような感じで、すごく歩きやすいです」という感想が聞かれました。
普通の靴を履いた時と比べると身長も盛り盛りで、スタイルアップにも成功したようです。
売り場で厚底スニーカーに手を伸ばしていた人からは「立ち仕事だから疲れないような靴が良い。軽いですよ!すっごく軽くて、なんか疲れないような感じがする」という声が聞かれました。
さらに、「いいな、これ貰おうかしら」と厚底スニーカーを試し履きしていた78歳の男性は、野球の審判歴20年以上。
頻繁にかがむため膝を痛めてしまったそうで、「膝は持病みたいになってて、大事にするためにクッションが良い。いい年だし朝早く歩く。5時半から1時間くらい早足で歩く。6時半からラジオ体操やって朝飯にする。動いてないと下半身がだめになる。だから消耗も激しいし、良い靴履いてないと疲れが出る」と話し、厚底スニーカーを購入していました。
幅広い世代から人気の厚底スニーカーですが、しまむらも“超高コスパ”厚底スニーカーを販売。
SNSでは、「しまむらの厚底スニーカー大体優勝。これで3000円しないなんて」「しまむらのスニーカーかわいいし、ちょうどいい厚底で歩きやすい!」などの声が寄せられていました。
街で厚底スニーカーを履く子育て中のお母さんからは、「ずっと履いていてもそんなに疲れない。子供と遊ぶときによく履いてる。4歳の息子がすぐにワーッと走ってしまうので追いかけるために、一緒に遊ぶときにたくさん履いてる」という声が聞かれました。
さらに、“親子2代”で厚底を楽しむ人たちに話を聞くと…。
娘(20代):
2~3足は持ってます。
母(40代):
週一必ず履きます。昔もありましたね。20代の頃にあったかもしれない。スニーカーじゃなくてブーツ!以前は歩きづらくて一生懸命履いてた。今は歩きやすい。
さらに別の親子からも話を聞くと…。
娘(10代):
全部厚底。
母(40代):
私の娘の年齢くらいは安室ちゃんとかが流行ってた時代。厚底ブーツでミニスカートの格好してた。(今は)色んな厚底にもソールの形があって、ふわふわが着いてたり、うらやましい。歩きやすさとかよりスタイルアップとか、かわいさ重視してた。今は重い割には疲れづらいと(娘は)言うのでいいなと。第3次とか?」
“第3次厚底ブーム”到来か!?
振り返ってみると、確かに1990年代など、厚底は何度か“時代を映す鏡”として流行してきました。
“令和の厚底ブーム”は、ただ盛れるだけでなく“かわいさ”と“機能性”を両立。
まさに、一歩ずつ着実に進化を遂げているようです。