アメリカ人の職人が地域で培われた技を受け継いでいます。真庭市蒜山地域に伝わる「郷原漆器」の展覧会が、3月6日から岡山市のデパートで始まりました。
作品を手がけているのは、アメリカ出身のデービッド・ディロングさんです。日本の文化に魅せられ来日、蒜山に移り住み地域で約600年の歴史を持つ「郷原漆器」の技を受け継ぐ唯一の職人です。
蒜山で育つヤマグリの木をろくろで形を整え、漆を塗り重ねて仕上げる器は木目を生かした温かみのある風合いが特徴です。ディロングさんはこれまで表面を磨いて仕上げていた器をあえて磨くことなく、木の風合いを残すなど自然の表情を生かした新しいものづくりにも挑戦しています。
(デービッド・ディロングさん)
「蒜山の伝統的な工芸品を見てもらい漆器の幅の広さ面白さを見て感じてもらえたら」
郷原漆器展は岡山市の天満屋岡山店で3月16日まで開かれています。