高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐり、国が小笠原諸島・南鳥島での文献調査を申し入れたことを受け、文献調査が進んでいる玄海町の町長は「積極的な国の動きはうれしい」と評価した。
玄海町の次は小笠原諸島・南鳥島か
「文献調査」は原発から出るいわゆる「核のごみ」、高レベル放射性廃棄物の最終処分地を選定するための調査の第1段階となる。
今回、白羽の矢が立ったのは、日本の最東端に位置し東京都心から約2000㎞離れている小笠原諸島・南鳥島。

経済産業省は3月3日、南鳥島での「文献調査」の実施について東京都小笠原村に申し入れた。

赤澤 経産相:
南鳥島は科学的特性マップで好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域とされております。国として文献調査を申し入れさせていただきたいとの考えに至りました
玄海町長は積極的な国の動きを評価
これを受け、すでに文献調査が進んでいる佐賀県の玄海町の脇山町長は次のように述べ、今回の新たな動きを評価した。

玄海町 脇山町長:
国の動きが少し積極的になったのではないかなと。そういったところでは私もうれしいと思っています。まだ受け入れられるかはどうかは、まだ自治体が決められることなので私が言えませんけれど、そういった動きが出てきたということだけでもうれしい、評価はしたいと思っています

また、脇山町長は全国で10カ所ほどの受け入れがあるべきとの見解も示した。
文献調査を受け入れたのは、北海道の寿都町と神恵内村に次いで佐賀県の玄海町が3例目。原発立地県では初めてのケースだった。
今回、南鳥島で実現すれば国内4例目となる。
