3月3日は、“3(み)3(み)”の語呂合わせから「耳の日」。
そんな耳にまつわる、信じられないトラブルが起きていた。
ネットショッピングで水槽のろ過器を購入した人や、バイクのパーツを購入した人に届いたのは、頼んだものとは似ても似つかない「耳栓」だったのだ。

8000円の濾過器を買ったのに100円ほどの耳栓が

2025年11月、ネットショッピングで水槽のろ過器を購入したという男性。
しかし、手元に届いたのは…。

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濾過器購入者:
こちらです。耳栓です。

“小さなケースに入った青い耳栓”だった。

8000円のろ過器を買ったのに、なぜか100円ほどの耳栓が届いてしまう、まさかの事態。
購入したのは“中国製”のろ過器だったという。

届いた耳栓は小さな封筒に入っていて、出荷元は中国の物流会社の名前が…。
さらに英語で耳栓と書かれ、重さは0.022㎏となっている。

2㎏以上あるろ過器が、わずか22gの耳栓に変わっていた。

ネットショップのサポートセンターに10回ほど連絡し、ようやく3月中に返金してもらえることになったという。

濾過器購入者:
我が家に起こるとは思ってもいなかったですね。怒りというか、あきれというか。今後はレビューや販売元・出荷元をよく確認して注文したいと思いますね。

封筒は同じタイプで物流会社の名前も同じ

同様の“耳栓トラブル”は他にも…。

“バイクパーツ”購入者:
仕事で使っているバイクがあるんですけど、それの部品を注文したんですね。届いたのがこちらの耳栓でした。

2月24日に2万円ほどのバイクのパーツをネットショッピングで購入したところ、1日に届いたのは、あの耳栓だった。

“バイクパーツ”購入者:
最初は自分が注文したものではない認識でいましたけど、後で封筒に書いてある番号と注文番号が一致したので、あっこちらだと合致していたのが確認できたと。

耳栓が入っていた封筒は、先ほどと同じタイプ。中国の物流会社の名前も全く同じだった。

連絡してみると…。

中国の物流会社(電話):
当方は発送を代行しているだけです。具体的に何を発送しているか把握していません。

専門家「決済金額を盗み取るような形」

なぜこのような事態が起きているのか?専門家は可能性をこう推測する。

ITジャーナリスト 三上洋さん
販売サイトがショッピングサイトをだましている、決済金額を盗み取るような形で逃げてしまうというパターンが考えられます。被害を受けているのは大手のショッピングサイトですね。

売買を仲介しているネットショップが、販売元に入金した売上げより安い商品を送ることで、差額分をもうけようとしている可能性があるという。

その上で、間違った商品が届いた場合は、仲介しているショッピングサイトに問い合わせて、返金してもらうことが一番だという。
(「イット!」3月3日放送より)