去年の東京都内の落とし物の届け出が過去最多となり、このうち現金が45億円を超えたことが分かった。

警視庁によると、去年1年間の都内の落とし物の受理件数は453万8244件で、1940年に統計を取り始めて以来最も多くなった。

落とし物の受理が最も多かったのは東京空港署(12万8892件)で、次いで立川署(12万2597件)、新宿署(10万839件)だった。

品目別に見ると、最も多い“落とし物”はクレジットカード・キャッシュカード・運転免許証などの「証明書類」で、約82万点だった。以下、有価証券類(約47万点)、衣類履物類(約46万点)、電気製品類(約40万点)、財布類(約34万点)の順になっている。

日本を訪れる外国人が増加している事や、ワイヤレスイヤホンなど小型の電子機器を持つ人が増えたことが背景にあるとみられる。

物品類のうち28.1%にあたる133万4011点が持ち主に返還された。一方113万6156点は持ち主が現れず東京都に帰属する事になり、その売却代金は約3億2000万円だった。

また、警察署などに届けられた現金は45億882万4075円で、こちらも過去最高額となった。警察署別では、渋谷署に届けられた現金が約1億4800万円で最多だった。

このうち、71.8%にあたる32億2958万5264円が持ち主に返還されたという。

持ち主が現れず東京都の歳入となった現金は6億8239万866円だった。

プライムオンライン編集部
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