整備方針が決まっていない九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉間をめぐり佐賀県の山口知事は「フル規格整備の案、相当困難だが、作れるかどうかという協議、交渉をしている状況」と交渉内容と進捗に言及した。
「ルートや整備方針の具体的協議を」
協議が遅々として進まない九州新幹線長崎ルートの整備方針について佐賀県議会では連日、議員からの質問が相次いでいる。

2月26日の佐賀県議会一般質問では、九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉間について、議員から「ルートや整備方針など具体的な協議を進めてほしい」との指摘があった。
「フル規格案について協議している」
これに対し、佐賀県の山口知事は「フル規格整備の案は相当困難」との認識を示した上で、「国などとフル規格の案について協議、交渉をしている状況」と答えた。

佐賀県 山口知事:
フル規格での整備の案、相当困難ではありますけど、これが作れるかどうかという、いまそういう協議、交渉をしている状況であります
「財政負担の課題 国と認識を共有」
一方、去年10月から面会を重ねている国交省の水嶋智事務次官との協議については「財政負担の課題があるという認識を共有している」と話すにとどめ、次のように述べた。

佐賀県 山口知事:
交渉している話というのは、都度、都度、表に出すというのはなかなか難しい。お互い何かいい案があるはずではないのか、というところで協議を続けている

長崎県の知事選挙の結果、新たな長崎県知事が今後の交渉相手になることから佐賀県議会ではその動向にも関心が高まっている。
九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉間をめぐる協議の行方には依然として目が離せない状況が続いている。
