フィリピン当局は、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁に、中国側が無許可で構造物を設置したとして非難しました。

フィリピンの沿岸警備隊などは10日、記者会見を開き、南シナ海のスカボロー礁で5月下旬、浮遊する複数の構造物を確認したとして、画像を公開しました。

約30平方メートルの広さで複数の人が立っているものや、アンテナを備えたものもあり、沿岸警備隊は、周囲で中国の調査船が活動していたことからいずれも中国側が設置したと主張しました。

その上で、構造物を無許可で設置することは「フィリピンの主権を侵害し、国際法に違反している」と非難し、中国側に撤去を求めました。

スカボロー礁は、フィリピンのEEZ=排他的経済水域の内側にありますが、中国も領有権を主張していて、構造物の設置が両国の新たな火種となる恐れもあります。

フジテレビ
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国際取材部
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