去年1年間に、SNSをきっかけに事件の被害にあった小学生の数が過去10年で最多となったことが警察庁のまとめで明らかになりました。
警察庁によりますと、2025年の1年間にSNSがきっかけとなり、事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは1566人で、その8割以上を中高生が占めています。
また被害にあった小学生は167人で前の年よりおよそ2割増え、過去10年で最多となりました。
被害を受けた小学生のうち11歳が71人と最も多く、犯罪別では不同意わいせつが最も多く、次いで児童ポルノ、不同意性交等と性被害が目立っています。
警察庁は「小学生にもスマホの普及が広がっている中で、フィルタリングなどが十分に活用されていない」としています。
また、少年による刑法犯の検挙人数は2万4416人で4年連続の増加となりました。
こうした中で、匿名・流動型犯罪グループが関わる事件でも少年の関与がみられ、検挙された人のうち詐欺がおよそ1割、強盗がおよそ4割に上っています。
また、オンラインカジノ利用による少年の検挙・補導人員は27人となっていて、警察庁は「オンラインカジノの利用が、ほかの犯罪行為の入り口となる実態も把握されているので注意が必要」と分析しています。