急速な高齢化が進む中国では今、高齢者をターゲットにした「銀髪経済」が急拡大を続けています。

日本の企業も熱い視線を送る見本市を取材しました。

中国・上海で4日、開幕した高齢者向けの商品やサービスの国際見本市「上海国際福祉機器展」。

600以上の企業が参加してさまざまな商品やサービスが展示されています。

特殊な走行ベルトが付いた電動車いすでは、歩行が困難な高齢者でも座ったまま階段を移動することができ、活動範囲の拡大や、外出への意欲向上にもつながります。

また、ヘッドバンドを装着して挑むのは、頭の傾きや脳波で操作できるクレーンゲームです。
手が自由に動かせなくても楽しむことができます。

今、急速に高齢化が進む中国。
65歳以上の高齢者は約2億2400万人で、中国の総人口の約16%に達しています。

こうした中、中国政府は高齢者向けのビジネスを「銀髪経済」と銘打ち、不況の不動産業などに代わる新たな成長分野としてその発展に力を入れています。

中国当局によると「銀髪経済」の市場規模は2035年には700兆円規模に達すると予測されています。

急成長が期待されるこの巨大市場に、多くの日本企業も熱い視線を送っています。

医療用サポーターで日本国内トップシェアの「シグマックス」は、2025年も「上海国際福祉機器展」に出展しましたが、2026年の方が客の反応がいいと話します。

シグマックス商品の中国営業を担当・安本眞一郎さん:
市場の大きさ、それがもう全てだと思っている。日本の方が中国より先に高齢化社会を経験しているので、その経験を含めたものづくりを中国の市場にご提案できたらと思っている。

中国の高齢化は今後さらに加速する見込みで、「銀髪経済」における日本企業の存在感も高まりそうです。

フジテレビ
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国際取材部
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