JR貨物が課題解決のために選んだパートナーは“ギャル”でした。

東京・渋谷にピンク色に染まった神社が出現しました。

貨物コンテナふうにデザインされたさい銭箱には「JR貨物」の文字があります。

物流企業がギャルとタッグを組んで試みる、これまでアプローチできていなかった世代に訴求する新たな価値とは。

2月中旬に期間限定でオープンした「ギャル神社 by JR貨物~あなたの『好き』届けます。~」を企画したのは、JR貨物と以前、Live News αでも取り上げた“ギャルマインド”を活用し企業の会議を活性化、新たなアイデアを引き出す“ギャル式ブレスト”を手掛けるスタートアップです。

今回の体験型のイベントでは、“ギャル巫女(みこ)”がポジティブな“アゲトーク”で来場者の悩みをおはらい。

ギャル巫女:
何かお悩みはありますか。

参加者:
最近食べ過ぎてしまって、ちょっと体が…。

ギャル巫女:
なるほどね~。なんか今冬だし、なんかよくね?みたいな。クマも冬眠するし、ギャルも、うちらも冬眠だから。

おはらいを終えた参加者には、“お守り型のキーホルダー”が手渡されます。

実は、このキーホルダーはJR貨物で着られなくなった制服をアップサイクルしたもの。

CGOドットコム・バブリー総長:
JR貨物の皆さんが一見ギャルと聞くと真逆の存在かと思われるところから、“思いを届ける”という我々でいう“バイブス”の部分に共鳴していただいた。

“誰かの大切なものを運ぶ”物流の本質と“誰かの気持ちをアゲる”ギャルマインドが深く通じ合い、生まれた共創。

ギャルならではの直感的で、忖度(そんたく)のないコミュニケーションから、固定観念にとらわれない新たな発想が生まれ、今回の商品化に至りました。

これまでBtoB事業が中心で、Z世代を中心とした消費者との距離を課題としていたJR貨物。

ですが、“物資”だけでなく“思い”を運ぶ企業として“お守り”という形にし、持続可能な社会づくりに貢献しながら若い世代との接点を設け、新たなファンづくりへ期待を寄せていたのです。

CGOドットコム・バブリー総長:
アップサイクルというところにJR貨物も注力されている。我々Z世代もアップサイクルにすごく関心が高い中で、“お守り”というカタチで手に触れられる商品が作られたのは大きい。

堅い社風に新しい風を吹き込むギャルマインドが、企業の新たな価値の創造に一役買っていました。