「鼕行列」に「龍頭が滝」、「鬼の舌震」に「摩天崖」。
字面も音の響きもちょっと「強め」の文字。
こうしたちょっと“つよそう”な文字をあしらったキーホルダーが2月に発売されました。
インパクトの強いご当地グッズで、市町村の魅力発信を狙います。
2025年7月…。
村上遥アナウンサー:
「荒神谷遺跡」に「断魚渓」など島根県内の観光スポットが書かれたこちらのフリップ、一体何なのでしょうか。調査してみたいと思います。
松江市の中心街、通りに面したビルの窓際に並んだのは「つよそうTシャツ」。
島根県内19市町村のそれぞれにゆかりのある字面や音の響きが「つよそう」な名物や名所が記されたTシャツ型のパネルです。
制作したのは、県内の市町村の情報発信などに取り組む、島根県市町村総合事務組合の後藤希さん。
島根県市町村総合事務組合・後藤希さん:
今後、反響があって、Tシャツにしてくださる方がいらっしゃったらありかな。
2024年夏、インパクトの強い市町村のPRをと、このTシャツを発案しました。
しかし、当時は商品化してくれる企業が見つからず、Tシャツは実現せず…パネルが展示されたままでした。
あれから1年半、眠っていたプロジェクトがついに動き始めました。
島根県市町村総合事務組合・後藤希さん:
夏にご紹介した「しまね19つよそうTシャツ」がキーホルダーになりました。
なんと商品化に成功!
Tシャツではありませんが、Tシャツ型のキーホルダー。
「つよそう」な文字がしっかりあしらわれた、強そうだけど可愛らしいご当地グッズが誕生しました。
島根県市町村総合事務組合・後藤希さん:
中浦食品さんとイベントで出会う事がありまして、『つよそうTシャツ、商品化しちゃう?』みたいな話をできて、商品化してくれる方募集中と言っていたんですけど、無事にここまでやってきました。
後藤さんが制作した「つよそうTシャツ」を見て、観光みやげ品の製造・販売を手掛ける松江市の中浦食品が「キーホルダー」として商品化を提案しました。
島根県市町村総合事務組合・後藤希さん:
こちらが村上さんに一緒にデザインを考えてもらった、海士町の「後鳥羽院遠島百首」です。
2年前の取材のとき、唯一デザインが完成していなかった海士町の「つよそう」な言葉を提案、見事採用された「後鳥羽院遠島百首」もキーホルダーになりました。
2月19日からJR松江駅と出雲市駅にあるみやげ物店で、各市町村それぞれ100個限定、1個330円で販売されています。
中浦食品・河野淳一店長:
市町村の品物をどんと買っていかれる方もいらっしゃったり楽しんでいていただけると思うので、初動はいいなと思っています。
発売から1週間足らずで、合わせて50個ほどを販売。
好調な売れ行きだということです。
島根県市町村総合事務組合・後藤希さん:
最終的にはTシャツキーホルダーがバズって、もしかしたら本物のTシャツも作ってもらえるのではないのかなと、こっそり期待している。
そんな後藤さんの「野望」に、中浦食品も…。
中浦食品・河野淳一店長:
しっかりと販売して、Tシャツが作れるところまでいけたら良いなと思っています。
受けて立つ覚悟です!
キーホルダーは今後、県内の道の駅でも販売を計画。
後藤さんの2年越しの夢、「つよそうTシャツ」も実現するかも知れません。