花粉の季節が到来した。2026年の花粉飛散量は例年と比べやや多め。今や日本人の約4割が花粉症と言われる時代、つらい季節を乗り切る最新対策、最新グッズを取材した。
「スギ花粉」ピークは3月上旬
長崎県内では、2月中旬からスギ花粉の飛散が本格化した。
長崎県医師会によると2月20日から24日の朝にかけて、気温が高かったこともあり花粉飛散量は県内全域で「非常に多かった」という。
日本気象協会の予測では、県内のスギ花粉は3月上旬にピークを迎え、2026年の飛散量は2025年より少ないものの、例年と比べてやや多くなりそうだ。
花粉症の症状を訴える患者は年々増加傾向にあるということで、ふじやま耳鼻咽喉科の藤山大祐院長は「10年前に比べると罹患率は増えている。子供でもスギ花粉症と言われる人はいる」と話す。
おススメは「鼻うがい」
治療には抗アレルギー剤の服用が一般的だが、新たな選択肢も出ている。
目の周りに1日1回塗ってかゆみを抑えるクリームは、飲み薬を嫌がる子どもにも使いやすい。
スギ花粉を原料とするエキスで作られた薬を服用し体を慣らしていく「舌下免疫療法」などもあり、長期継続で効果が期待できる。
医師は、まずはマスクを着けてできるだけ花粉に接触しないようにした上で、異物を洗い流す「鼻うがい」をすすめている。藤山院長は「1日2~3回くらい。鼻水も流すので、鼻を洗って点鼻薬をすると薬がつきやすい」と説明する。
今の時期は鼻水やのどの痛みなど花粉症とインフルエンザの症状が似ていることがあるため、症状がある場合は早めの受診が大切だ。
デザイン性重視の対策グッズ人気
花粉症シーズンを乗り切るために、心強い味方が花粉対策グッズだ。
アミュプラザ長崎のハンズ長崎店では1月から、花粉対策グッズの在庫を増やして対応している。花粉対策に関する電話や店頭での問い合わせは年々増えている。
売れ筋は「ノーズミント(550円)」。メントールと数種類のアロマオイルがブレンドされた液体をマスクに垂らすことで、呼吸をするたびに爽やかな気分を味わうことができる。
ノーズミントを体験した記者は「キャップを空ける前から香っていて、直接嗅ぐとガツンとくる。確かに鼻がすっきりしそう」と話す。
花粉から目を守るメガネは、レンズが曇りにくく丸洗いできるだけでなく、そのデザイン性の高さも注目だ。
ハンズ長崎店の山下雄大さんは「保護グラスに抵抗がある方もいると思うが、外から見ると普通の眼鏡に見えるものもある」と説明する。
ライフスタイルに合わせて花粉対策を!
顔に花粉が付きづらくなるスプレーもある。
「花粉バリアメイクキープミスト(1380円)」は、メイクの上から使えるようになった新商品。メイク崩れを抑える効果もあり人気だ。
スギが終われば、次はヒノキ花粉の飛散が始まり、花粉症シーズンは4月まで続く。ライフスタイルに合わせた対策グッズで悩ましい症状とうまく付き合いながら、つらい季節を乗り切りたい。
(テレビ長崎)
