「IT導入補助金」の給付要件を満たしているかのように装って申請し、約238万円をだまし取った疑いで中国籍の夫婦ら3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の会社役員・曹雪峰容疑者(54)、会社員・楊春風容疑者(53)、千葉県に住む会社役員・時紅容疑者(60)の3人です。
3人は共謀し、2022年10月から11月にかけて、独立行政法人中小企業基盤整備機構の「IT導入支援事業費補助金」の給付要件を満たしていないのに満たしているかのように装って申請し、約238万円をだまし取った疑いが持たれています。
曹容疑者と楊容疑者は同居の夫婦で、夫の曹容疑者はスキンケア商品などを製造販売する会社の経営者で、妻の楊容疑者は従業員でした。
この2人が購入したとされるITツールは、商品の受発注や在庫管理に関するシステムで、実際に使用していたかは分かっていません。
また、時容疑者の会社から曹容疑者の会社に一定額の「キックバック」があったということです。
3人は知人関係で、警察は認否を明らかにしていません。
曹容疑者と楊容疑者は2020年、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ちた事業者の家賃などを支援する国の「家賃支援給付金」約334万円をだまし取った疑いで2月、逮捕・送検されていました。