お灸をのせたすりばちを頭にかぶり無病息災などを祈る伝統行事「すりばちやいと」が、20日に鯖江市内で行われました。市の内外から訪れた参拝客が、健康や学業成就などご利益を願いました。
 
1000年以上続くとされる「すりばちやいと」は、平安時代、比叡山延暦寺の僧・元三大師が北陸を訪れた際、病に苦しむ人々の頭に、すり鉢に似た護摩炉をかざして灸をすえたことが始まりと伝えられています。
 
鯖江市にある寺・中道院で毎年2月20日と3月2日の2回行われ、きょうは朝から多くの人が列を作りました。
 
僧侶が真言を唱える中、参拝者はもぐさがたかれたすりばちの下に、名前を書いたお札や家族の写真を差し出したりすりばちを頭にかぶったりして健康や交通安全などを願っていました。
  
訪れた人は「健康と平和と家内安全など色々願った。孫がすくすくと健康に育ってほしい」と話していました。
 
「すりばちやいと」は3月2日にも行われます。

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。