18日、第二次高市内閣が発足します。総選挙での圧勝を受け、高い支持率を維持したまま第二次内閣をスタートさせる高市総理。
一方、中国からは厳しい警戒感が示されています。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した政治ジャーナリストの岩田明子さんが、今後の日中関係と政権運営について解説しました。
■「日本の危険な傾向に警戒すべき」中国の反応
中国の王毅外相は2月14日、ミュンヘン安全保障会議で「我々は日本の危険な傾向に警戒すべきだ」「日本の人々は軍国主義復活をたくらむ右翼勢力に影響されてはならない」と発言。
この会議に参加していた茂木外務大臣と王毅外相の接触はなかったとされています。
関西テレビの江口茂解説デスクは「選挙で自民党が圧勝して、当分の間は高市政権が続くことになりますが、中国の対日政策は『1回の選挙で変わることはない』と言っていますし、高市総理の台湾有事の発言は『撤回すべきだ』とずっと言い続けている状態」と解説しました。
■「慎重に、じっくり構える」岩田さんが分析する日中関係
政治ジャーナリストの岩田明子さんは、高市政権の外交、特に日中関係について「慎重に、これで政権基盤が強くなったわけですから、長期スパンでじっくり構えるというところ」と分析します。
さらに「3月には高市総理の訪米もありますし、4月以降は米中首脳会談が続いていく。これらの影響を見極めた上でないと、なかなか動きづらい状況」と指摘。
日中両国ともにトランプ政権の出方を見極める必要があるとしています。
興味深い点として、岩田さんは「2017年に、希望の党に自民党が大勝した後、習近平主席の態度がかなり好転したということもありました」と過去の例を挙げつつ、「そのときよりは、今、習近平さんの体制が独裁化が進んでいるので、当時とは全く同じというわけにはいきませんけれども、ただ政権基盤が強い方が、相手方は強硬姿勢が取りにくいですね」と分析しました。
■「丁寧な政権運営を」支持率72%高市政権の今後のポイント
FNNの世論調査では、高市内閣の支持率は1月から増加し、2月は72%という高い数字をキープしています。
岩田氏は高市政権の政権運営のポイントについて「今回の改造は、閣僚はもう変えなかった。次の人事は夏ということになります」と説明。
「この圧倒的な議席を得た上でも日本維新の会とは連立を組んで、国民民主党とは話し合いを重ねていくことで、丁寧な政権運営を心がけていく」と政権の方針を解説しました。
特に注目される消費税については「国民会議を開いて財源などの議論を進めていくことになりますけれども、とにかくおごることなく丁寧にやっていこうというところは確認しています」と語りました。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年2月17日放送)