札幌市の30代の女性から現金15万円をだまし取ったとして、静岡県伊東市の会社員の男(23)と鹿児島県鹿児島市の会社員の男(23)が詐欺の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、2人は2024年4月、SNSのアカウントに「消費者金融会社の登録情報を販売譲渡する」という旨の投稿を掲示しました。
その投稿を見て連絡した札幌市中央区の30代の女性に、融資を受けるために消費者金融会社の登録情報を購入する必要があるなどとする虚偽のメッセージを送信し、指定口座への振り込みを要求しました。
女性はこれを信じ、男らが管理する普通預金口座に現金約15万円を振り込みました。
女性は過去に債務整理をしていたため、新たなローンやクレジットカードの所持などに制限がある、いわゆる“ブラックリスト”に記載された状態でした。
女性がSNSの投稿を見て連絡し、120万円の融資を頼んだところ「消費者金融会社の登録情報代」として15万円を指定された口座に振り込むよう指示されました。
振り込んだ後に連絡が取れなくなり、不審に思った女性が2日後に警察署を訪れて相談、事件が発覚しました。
逮捕された2人はいずれも容疑を否認していて、静岡県に住む男は「詐欺については全く身に覚えがありません」と話し、鹿児島県に住む男は「振り込まれた金を送金しただけです」と話しています。
警察は2人が特殊詐欺グループの一員として関わった疑いもあるとみて、詳しい役割分担やほかに仲間がいないかなど調べを進めています。