2023年9月、北海道上富良野町で開催された自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」で選手が死亡した事故で、大会主催者ら5人が書類送検されました。
書類送検されたのは、大会の全責任を負う立場にあった江別市の団体職員の男(78)、安全対策担当者だった札幌市厚別区の団体職員の男(63)、警備会社幹部だった札幌市北区の会社員の男(54)の3人と、対向車を運転していた千葉県柏市の会社員の男(65)、そして死亡した当時21歳の男子大学生です。
警察によりますと、2023年9月8日午前11時30分ごろ、上富良野町の道路で競技中の男子大学生が運転する自転車が対向車線にはみ出し、乗用車と正面衝突。
男子大学生が死亡しました。
主催者側の3人は、交通事故が起きないよう十分な安全対策を講じるべき立場にありながら、それぞれの注意義務を怠った疑いが持たれています。
乗用車を運転していた男は、競技が行われ自転車の通行が予見できたにもかかわらず、漫然と車を発進させた過失運転致死の疑いです。
また死亡した男子大学生についても、中央線を越えて道路右側にはみ出し、他人に危害を及ぼすような運転をしたとして、道路交通法違反の疑いで書類送検されました。
警察は2月16日、5人を旭川地方検察庁に書類送致しています。