2月8日、衆議院選挙が投開票されました。高市政権の人気を背景に自民党が圧勝。県内でもこれまで野党が占めていた小選挙区の5つの議席を自民党が奪い返しました。圧勝劇に終わった衆院選の結果を振り返ります。

1月19日、高市総理の解散表明で始まった急転直下の選挙戦。

1年3カ月前には、県内5つの小選挙区を立憲民主党の候補が独占していましたが、16日間という異例の超短期決戦で吹き荒れたのは高市旋風。

【自民・新 内山航 氏】
「高市早苗首相でいいのか、それ以外がいいのか、皆さんの1票で決めてください」

【自民・前 国定勇人 氏】
「高市政権を選ぶか、否かの一択」

そして、迎えた2月8日の投開票日。午後8時すぎ、当選確実の報道に驚きながら支持者の待つ会場に姿を現したのは自民党の内山航さんです。

【自民・新 内山航 氏】
「追い風は、日に日に応援してくれる人の輪が広がっていくのをこの一日一日感じていたところ」

追い風に乗った内山さんが初当選。1区では2014年以来、実に12年ぶりに自民党が議席を奪還しました。

【中道・前 西村智奈美 氏】
「結果は落選ということで、私の不徳のいたすところであるとお詫びを申し上げます」

立憲民主党時代には代表代行など党の要職を歴任、8期目の当選を目指した西村さんですが…

【中道・前 西村智奈美 氏】
「やはり相手候補と戦っているというよりは、高市首相の人気の高さと戦っている気がした」

【中道・前 菊田真紀子 氏】
「相手候補というより高市ブームでしょ。今回の選挙、高市台風吹き荒れるみたいな感じで、正直、国定さんとかほかの自民党の候補者も高市人気にぶらさがって選挙をやっている感じだった」

新潟2区でも中道改革連合で副代表を務める菊田真紀子さんが敗れ、自民党の国定勇人さんが小選挙区で初めての当選を決めました。

そして、3区では、壇上で妻に汗をふかれ…

【斎藤洋明さん妻・更紗さん】
「(Q.ご主人の姿どう映った?)本当に力強くなったなと思っていた」

こう評価された自民党の斎藤洋明さんが家族の支えもあり、前回敗れたリベンジを果たしました。

【自民・前 斎藤洋明 氏】
「念願の小選挙区勝利を果たすことができた」

ただ、自分の力以上の票をもらったとも話す斎藤さん。

【自民・前 斎藤洋明 氏】
「高市政権を応援するという国民の声が大変大きな追い風となったことも、これは事実としてあると思う」

敗れた中道改革連合の黒岩宇洋さんは…

【中道・前 黒岩宇洋 氏】
「私の力不足、申し訳ない思いでいっぱいです」

今回の高市首相の人気を「人智の及ばない強烈な乱気流だった」と表現した上である種の怖さも感じると話します。

【中道・前 黒岩宇洋 氏】
「何事も一部の人が決めたことに従っていくような…非常に怖い」

一方、開票状況を伝えるテレビの画面をまじまじと見つめていたのは中道改革連合の米山隆一さん。

【中道・前 米山隆一 氏】
「ただ、本当に私自身の大きな失敗もありましたし、不徳のいたすところ」

2万7000票あまりの差をつけられて落選し口にした“失敗”という言葉。自らが武器としていたSNSで選挙期間中に批判を浴び、高市人気とは異なる逆風も吹き荒れました。

【中道・前 米山隆一 氏】
「一定あったと思うが、率直に言って非常に的外れなものもあったので、それは今後の課題なんだろうと思う」

ただ、国政復帰を決めた自民党の鷲尾英一郎さんはその勝因について、やはり高市人気を挙げていました。

【自民・元 鷲尾英一郎 氏】
「高市政権に対する期待、これを選挙戦にひしひしと感じたところ」

結果的には高市首相の人気で自民党が大勝した今回の衆院選。県内の選挙区の中で最も高市首相の存在を意識されられたのは、中道改革連合の梅谷守さんだったのかもしれません。

【中道・前 梅谷守 氏】
「高市ブームというのは間違いなかったかなと思う」

これまで、五分の高いを演じてきた相手は高市首相の懐刀とも称される自民党の高鳥修一さん。県内で唯一高市首相が応援に駆けつけ、その熱気は最高潮に高まっていました。

【自民・元 高鳥修一 氏】
「これは、やはり高市政権に対する強い期待、そして信任の表れだと受け止めている。私は高市さんとずっと苦楽を共にしてきた同志。高市さんを支えてきた中核メンバーの一人。党内の保守派として高市さんを支える基盤をしっかりとつくり、そして高市首相を、総裁を守っていきたい」

終わってみれば、野党議員が独占していた小選挙区の議席をオセロのようにひっくり返し自民党が全てを奪い返すという結果に。

【自民党県連 岩村良一 幹事長】
「1年3カ月前の選挙とは全く真逆の形で結果が出て、ありがたいことだというふうに思っている」

解散直前の新党結成で支持を広げられなかった中道改革連合は比例復活も2人に留まりました。

この高市人気の熱狂が一時的なブームではなく続いていくのかは高市政権の今後の政策、そして当選した議員たちの行動が決めていくことになります。

NST新潟総合テレビ
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