台風6号が暴風域を伴ったまま3日にかけて九州から関東にかけて接近するおそれが高まっている。暴風、高波、土砂災害、浸水害、河川の氾濫に警戒が必要だ。
防災気象情報のレベル表記が運用されるようになったが、レベル4までに危険な場所から避難することが大事だ。
その場所が危険な場所なのか?については、事前にハザードマップを確認してほしい。

各エリアにおいて大雨、土砂災害、暴風、高潮などのピーク期間は以下の通り(警報級の可能性が「高」)

  沖縄地方    1日~2日昼
  九州南部・奄美 1日~2日夜
  九州北部地方  2日昼~夜
  四国地方    2日夜~3日昼
  近畿地方    3日午前
  東海地方    3日終日
  関東甲信地方  3日終日

台風の接近に伴って、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みで、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に対して厳重な警戒は必要だ。暴風によって鉄道が運転見合わせをする可能性もある。
特に予想進路図で、「暴風警戒域」にある交通機関は影響があった場合を今から想定しておいた方が良い。

各エリアの最大瞬間風速の予想は以下の通り。

【1日】
  九州南部・奄美 45メートル
  沖縄地方    45メートル

【2日】
  九州南部・奄美 45メートル
  沖縄地方    45メートル
  近畿地方    35メートル
  中国地方    30メートル
  四国地方    45メートル
  九州北部地方  35メートル

【3日】
  近畿地方    45メートル
  中国地方    30メートル
  四国地方    45メートル
  関東甲信地方  45メートル
  東海地方    35メートル

台風本体と前線の影響で、断続的に非常に激しい雨が降り、山の南斜面や南東斜面を中心に、総降水量が多くなる見込みです。

各エリアの24時間降水量は以下の通り

【1日正午~2日正午】
  中国地方    100ミリ
  四国地方    150ミリ
  九州北部地方    80ミリ
  九州南部・奄美 250ミリ
  沖縄地方    250ミリ

【2日正午~3日正午】
  中国地方      50ミリ
  四国地方    300ミリ
  九州北部地方  200ミリ
  九州南部・奄美 120ミリ
  関東甲信地方  200ミリ
  東海地方    400ミリ
  近畿地方    300ミリ

【3日正午~4日正午】
  関東甲信地方  150ミリ

この他、竜巻、落雷、高潮などにも注意が必要だ。最新の気象情報を確認しながら、地元の市町村等が発表する避難情報を把握できるようにしてほしい。

執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)

三井良浩
三井良浩

気象キャスター、プロデューサーを経て、2024年にフジテレビを定年退職。現在、フジテレビ気象センターでシニアエキスパート勤務。モットーは、災害から国民の生命と財産を守るための情報を届ける。気象予報士。