円相場で円安が加速し、1ドル=160円台に再び突入しました。
市場関係者の間では、政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっています。
外国為替市場の円相場では、一時1年9カ月ぶりに1ドル=160円台半ばまで値下がりしました。
円売りを強めたのは、ホルムズ海峡の封鎖が長引く懸念です。
国際取引の指標となる原油の先物価格は一時、1バレル=109ドル台まで上昇し、有事に強いとされるドルを買う動きが強まりました。
また、日銀が政策金利を据え置いた一方で、利下げの見送りを決めたアメリカのFRB=連邦準備制度理事会が、この先も利下げを進めにくいとの観測が出ていることも円売りドル買いにつながりました。
2年前の大型連休の時期にも円相場が160円台をつけ、政府・日銀が為替介入に踏み切った経緯があり、円買いドル売り介入をめぐる警戒感が強まっています。