アメリカの法律では議会の承認を得ずに行われた軍事行動に60日以内の撤退が義務づけられていますが、ヘグセス国防長官はイランへの軍事作戦をめぐり「停戦期間中は期限に含まれない」として、撤退期限である5月1日以降も作戦を継続できるとの認識を示しました。
アメリカの連邦議会はベトナム戦争を受けて戦争権限法を制定し、議会の承認を得ずに軍事行動に出た場合、60日以内に軍の撤退を義務付けています。
これについてヘグセス長官は4月30日、議会上院の委員会でイランへの軍事行動について、「停戦中は期限に含まれない」と説明し、60日の期限を迎える5月1日以降も制限は及ばないとの認識を示しました。
ヘグセス国防長官:
現在は停戦中であり、我々の理解では、停戦中は60日間のカウントダウンが一時停止、または中断されるということだ。
一方、議員からはイランによってホルムズ海峡が事実上封鎖されたことで「戦闘開始前より、アメリカの戦略的立場が悪化した」との指摘やロシアによるイランへの支援は「疑いようがない」との声もあがるなど戦闘の継続に対する懸念の声が相次ぎました。