衆院選はいよいよ8日投開票です。今回は4人が出馬した富山1区、最終盤の訴えと戦いぶりをお伝えします。

旧富山市がエリアの富山1区に立候補したのは、届出順に、共産党新人の青山了介候補、自民党元職の中田宏候補、中道改革連合前職の山登志浩候補、参政党新人の斉藤匠候補の4人です。

*共産・新 青山了介候補
「これまでの自民党の政治を続けるのか、それとも切り替えるのか。今すごく問われている」

共産党新人の青山了介候補。

4回目の挑戦となる今回は、与野党ともに消費税減税を訴えるなか、「財源」を示すことで差別化を図っています。

*共産・新 青山了介候補
「大企業や大金持ちには特別な減税がされている。1年間で11兆円。この税金を普通に集めてもらうだけ、ちゃんと消費税を減税する予算が出てくる」

雪の中での選挙戦は、場所の確保に苦心しつつ、1日10カ所ほどで街頭演説を行います。

*共産・新 青山了介候補
「(車から)手を出して振っているので、手が一番冷える。手袋の中に小さい(カイロ)を入れるというのを編み出した」

中盤には党の小池晃書記局長が応援に駆けつけ、改憲・原発反対を訴えました。

*共産党 小池晃書記局長
「自民党に追い風が吹いていると言われているが、これではいけない。みんな揃って右へならえでいいのか」

*共産・新 青山了介候補
「立憲主義、憲法を守るという政策や、原発を無くせという政策を正面から堂々と訴えられるのは日本共産党だけとなっている」

全国的に与党優勢が報じられる中、終盤戦は「自民党政治にストップをかけるべき」と強く訴えています。

*共産・新 青山了介候補
「高市総理が憲法を変えさせてほしいと言い出した。軍事費のために増税するという話も出てきている。こんな危険な方向に自民党が行っているのに、自民党政治と対決する政党が無くなっている。やっぱり今、自民党の政治を正面からただす、きちんとストップをかける。こういう政党が大事」

*自民・元 中田宏候補
「きょうはもうひたすら、ミニ、ミニ、ミニ、ミニ、ミニ(集会)。もう駆けまくっていく」

自民党・元職の中田宏候補。

公示直前に党の公認を受けた今回の選挙戦。

ミニ集会や個人演説会などで市内をくまなく回り、知名度アップに力を入れてきました。

*自民・元 中田宏候補
「会っていない人の方が多いんだから、会えている人が少ないんだから12日間では。あと1か月選挙やりたい」

X、インスタ、YouTubeなどSNSは1日に何度も更新します。

その一方、中盤からは高市内閣の政策を強く押し出す戦い方にシフト。

*自民・元 中田宏候補
「2年の間は食料品についてこれは減税をしましょう。本当に困っている人がその段階でまだいる。そうであるならば給付付き税額控除しましょう」
*片山さつき財務相
「財源を確保する努力をしてとにかく赤字国債には頼らない。絶対に国会に返してください。よろしくお願いします」

大臣補佐官として取り組む「外国人土地買収規制法」の推進や、高市内閣が成長戦略に掲げる医薬品の供給体制を強化することで、富山にチャンスが広がると訴えます。

*自民・元 中田宏候補
「薬、富山は日本一、生産高日本一なんですよ。こうした分野、私は高市政権の目指す我が国のために、一方では富山のためにチャンスを広げ、増やしていく」
「高市政権を前に進めていく。そのために私はなんとしてもこの富山1区でご信任をいただかなければとストレートに訴えている」

*中道・前 山登志浩候補
「政治をあきらめないでください。変わらない政治と決別をして、人にやさしい政治をともに実現して参りましょう」

中道改革連合・前職の山登志浩候補。

生活者目線の物価対策として恒久的な食料品の消費税ゼロや過度な円安の是正などを訴え、高市政権を強く批判しています。

*中道・前 山登志浩候補
「庶民の、生活者の苦しみ・痛みのわからない人に政治を任せていてはいけません」

新党「中道」として臨む選挙戦。

新たにタッグを組む公明党からは、党の幹部や地元県議などが応援に駆け付け、一丸となって支援しています。

そして心強い味方が…。

「二馬力選挙です!」

去年5月に入籍した妻・詠子さん。

選挙戦中盤からは街頭活動にも付き添い、親しみやすさをアピールです。

さらに、若い世代や無党派層の支持拡大をねらい、新たな試みも。

「山としひろと歩こう~♪」

テーマソングをつくりました。作詞作曲は生成AI。政策や信条を盛り込み、まちなかに響かせます。

*中道・前 山登志浩候補
「強い国家、経済。国を中心に考えるのか、生活者の目線で人間を大事にする政治を進めるのか、そこが最大の争点」

*参政・新 斉藤匠候補
「日本人ファーストの政治、日本国民のための政治」

参政党・新人の斉藤匠候補。

選挙戦序盤から毎日、5カ所以上で街頭演説を行い、知名度アップと党の政策の訴えに力を入れています。

SNSには街頭演説を短くまとめたショート動画を毎日投稿しています。

中にはこんな動画も。

*参政・新 斉藤匠候補
「街頭演説を始めた時は毎回泣いてしまって、党員にも心配の声ともらい泣きをして良かったよと声をもらった」

陣営一丸となって斉藤候補を支えています。

「もう泣くなよ~」

選挙戦終盤にかけては党の神谷代表が応援にかけつけました。

*参政党 神谷宗幣代表
「自民党が強い富山でもついに参政党から国会議員が出たぞと言えるか大勝負。徹底的に自民党と戦って富山でも議席を勝ち取る。その力をみなさんに貸していただきたい」

党が掲げる消費税の段階的な廃止や、外国人の受け入れの規制強化、そして、子ども1人につき月10万円の給付金支給などが必要だと訴えています。

*参政・新 斉藤匠候補
「日本の経済が悪化したり外国人労働者で溢れかえると、もう取り返しがつかない。減税と積極財政で国民の手元にお金を残す」
「皆さんが投票に行けばしっかりと勝っていけると思うので、引き続き訴えたい」

富山テレビ
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