列島各地に被害をもたらしている今シーズン最強レベルの寒波。

豪雪の深刻な被害に見舞われた街の1つが、新潟・十日町市。

歩道には身長よりはるかに高い雪が積まれていました。
6日現在の積雪量は219cmと、平年よりも3割以上多く、市内では大雪により3人が亡くなっています。

6日も市内では、落雪事故などから命を守るための雪下ろし作業が行われていました。

雪下ろし業者は「一気に(雪が)降ると、どこも大変。雪のやり場がなくなってしまう」と話します。

雪下ろし業者が気にしていたのは“現在の天候”。
雪ではなく小雨が降っていますが、「(雨で)雪が重くなる。また(雪が)降るじゃないですか、寒波が来て。怖いですね」と話していました。

86歳の住民は2026年の雪に「異常、いくら降ったってここまでなったことない」と驚きを隠しません。
そして、「(雪下ろしは)とても屋根上がることできないからさ…」と話しました。

すぐ近くでは、雪下ろしが間に合わなかったため倒壊してしまった家屋がありました。

骨組みから崩れ、家の中がむき出しに。
そして屋根にまだ大量に雪が残っているこの家屋は、近所の人によると空き家だといいます。

近隣住民は「(築)50年以上たっている。60年か、70年か。(建物が)弱っているから。人ごとじゃない」と話しました。

そして、東京都心をはじめとする首都圏も、今週末は警戒が必要です。

関東の平地では、早いところで7日昼前から雪雲がかかり、8日にかけて雪の降るところが多くなる見込み。
特に8日の日曜日は東京23区でも雪がうっすらと積もる可能性があるといいます。

8日は衆院選の投票日に加え、首都圏の複数の大学で入学試験が予定されています。

2024年、八王子市にある多摩美術大学の入試日に雪が降った際の映像では、雪で路面の状態が悪い中、たくさんの人が並んでいる様子が確認できます。

2026年も8日に入学試験が予定されていて、雪が積もるようであればSNSやホームページで注意喚起を行うとしています。

同じく8日に入試が予定されている東洋大学。
雪による交通機関の遅れなどが出た場合は、試験時間の繰り下げなどを行う可能性があるとしています。

そして8日には、2026年で76回目を迎える伝統の駅伝大会「全関東八王子夢街道駅伝競走大会」が開催される予定。

主催する八王子市は、路面の凍結など選手の安全が確保できない場合、中止となる可能性があるとして、今後、ホームページなどで開催するかどうか告知するとしています。

また、2026年は初めて屋外に飲食ブースなどを設けたイベントを開催する予定でしたが、八王子夢街道RUN X PARK・吾妻優実行委員長は「イベント自体は開催する予定にはなっていまして。雪の影響でお客さんも少なくなっちゃうのかなって。(見込んでいた)4分の1程度になっちゃうかな」と話します。

7日午後6時から8日午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで北陸、近畿、中国地方で70cm。
また関東地方北部の平地で10cm、箱根や多摩地方などで7cm、関東地方の南部の平地で5cmなどとなっています。