顧客の自宅から現金を奪い放火した罪などに問われている、野村証券の元社員の男は初公判で殺意を否認しました。
野村証券の元社員・梶原優星被告(30)は2024年7月広島市西区の住宅で、顧客だった80代の女性に睡眠薬を服用させ昏睡(こんすい)状態にしたうえ、現金約1800万円を奪い、放火した罪に問われています。
6日の初公判で梶原被告は現金を盗んだことと、証拠隠滅のために放火したことを認めた一方、「殺害しようとしていません」と殺意を否認しました。
なお、6日の公判では、法廷内に手錠と腰縄をつけた被告の姿を隠すついたてが設置されました。
最高裁が1月26日、「刑事裁判で『手錠姿をさらされたくない』との被告の利益を確保する」と全国の地裁と高裁に通告していて、弁護人によりますと全国で初めて実施された可能性があるということです。