2月8日に投開票が迫った衆議院議員選挙について、それぞれの選挙区ごとに特集をお伝えしています。
仙台市内の泉区、宮城野区・若林区がエリアで、東北で最も有権者が多い、「宮城2区」です。
5人が立候補し、票の行方が読めない激戦区となっています。
参政党の新人・和田政宗氏、51歳。
参政・新人 和田政宗氏(51)
「参政党の党員の方々は非常に熱があるので、選挙は熱伝導なので、しっかりとその熱を私も強く持って、私の熱を感じていただけるように」
去年10月の知事選で参政党の支援を受けたものの落選。その後、自民党を離党しました。
政党が変わっても一貫して訴えるのは、「子育て政策」です。
参政・新人 和田政宗氏(51)
「根本的に日本経済を良くして、安心して子育てができる経済環境、社会環境にしていく。これを実現する」
古巣の自民党と違い、「組織戦」が展開できないため、参議院議員としての12年の実績、そして知事選の選挙活動で向上した「知名度」を武器に、無党派層の取り込みを図ります。
参政党 神谷代表
「皆さんと一緒にやった県知事選挙はちゃんと生きています」
3日に応援に入った神谷代表は、最終日も県内入りを宣言。「参政党の熱」を味方に戦い抜きます。
参政・新人 和田政宗氏(51)
「多くの国民が豊かだ、幸せだと感じることができる日本社会にしてまいりましょう」
中道改革連合の前職・鎌田さゆり氏、61歳。
中道・前職 鎌田さゆり氏(61)
Q疲れませんか?
「はい!いつもです!」
一人でも多くの人と触れ合う、「顔が見える選挙戦」を展開。
その中で、新党の認知にも「一定の手応え」を感じていると話します。
中道・前職 鎌田さゆり氏(61)
「実はすごく小さい子供さんが、中道だ!とかおっしゃる方がいたりして」
前回、対立候補に4万票差で圧勝した鎌田氏。しかし、選挙戦初日に口にしたのは「危機感」でした。
中道・前職 鎌田さゆり氏(61)
「大変、大変厳しい選挙だと自覚をしています」
5人が立候補する混戦に、陣営も「どのように票が割れるか未知数」と不安をのぞかせます。
さらに国民民主党の独自候補擁立により、両党の支持母体である「連合宮城」が、推薦を見送りました。
中道・前職 鎌田さゆり氏(61)
「『信念を曲げるわけにはいかない』と言って、野党にいった政党は公明党以外にない!」
それでも、選挙区で多くて2万票と推測する公明票の確実な取り込み。そして、「生活者ファースト」を前面に押し出し、さらなる支持拡大を狙います。
中道・前職 鎌田さゆり氏(61)
「食料品の消費税をゼロにして食卓を応援する。ささやかな幸せを国が責任を持って担保をする」
男性「維新?吉村さん?頑張ってるね」
早坂敦氏「ありがとうございます」
日本維新の会の元職・早坂敦氏、54歳。
2021年の衆院選では、比例復活で初当選したものの、前回の選挙で再選を逃しました。
落選後、解体業やグループホームで働く中で、再び政治の道を目指すきっかけになったのは、「現場の声」でした。
維新・元職 早坂敦氏(54)
「やはり政策が実現できるってことは(良い)」
前回から一転、連立与党の一員となったことを、「現場の声を国政に届けるチャンス」と捉えつつ、自民党候補との与党対決にも臆しません。
維新・元職 早坂敦氏(54)
「もうガチンコですよ。もうだから僕はもうガンガンやっていく。今までは自民党がやらない政治・政策もしっかりと改革のアクセルを踏んでいく」
一方で…
女性「違う人?」
早坂敦氏「僕なんですけど、髪染めてないんです、眼鏡もかけています」
急な選挙で最新のポスター写真の撮影が間に合わないなど、「認知の向上に不安が残る」と漏らします。
それでも、前回、苦戦を強いられた泉区を重点的に回り、国政への返り咲きを狙います。
維新・元職 早坂敦氏(54)
「未来が見える、すごく明るくなる、日本にしていかなくてはいけない」
自民党の新人、渡辺勝幸氏、50歳。
自民・新人 渡辺勝幸氏(50)
「サーファーの皆さんにあいさつさせていただけるということで、私もここ好きな場所なので」
参議院議員の政策秘書、県議会議員をそれぞれ10年経験しました。
自民・新人 渡辺勝幸氏(50)
「地方の声をしっかりと国のど真ん中に届けていく」
陣営は、「追う立場」と話しますが、「絶対に負けられない」とするのが出身の若林区。
地元市議「こっちは?」
渡辺氏「こっちはまだ。その辺もいってない」
地元市議「人口集中地点を・・・」
地元議員たちが選挙区内を限られた時間でくまなく回れるよう調整。
組織力を生かした足場固めに注力します。
一方で、陣営は、「大票田の泉区・宮城野区での知名度不足は否めない」と危機感をにじませますが…
自民党 高市早苗総裁
「政治に対する信念、ぴったり一緒」
初日には高市総裁が応援に…自民党に吹く「追い風」を勢いに浮動票の獲得を狙います。
自民・新人 渡辺勝幸氏(50)
「強い日本をつくり、防衛も経済もエネルギーも食料もしっかりとわが国の日本の将来のために確保していく」
緊張した面持ちで、第一声のマイクを握るのは、国民民主党の新人・佐藤理々香氏、25歳。
多賀城市で育ち、大学卒業と同時に結婚。1歳の息子を育てています。
国民・新人 佐藤理々香氏(25)
「私は、かわいい息子を、母に預けて、いまこの場に立っている。大切な家族や友人や仲間と笑い合って過ごす、そんな毎日が10年後、20年後、100年後も、日本で続いていくんだよって約束するためです」
選挙戦を通して、陣営は、「同世代や無党派層への支持の広がりを感じる」と手応えを口にします。
応援に駆けつけた玉木代表も、「若い力」の必要性を強調。
国民民主党・玉木雄一郎代表
「700人以上の国会の中で20代は解散まで2人でした。子育て環境厳しいよね。若い人に給与厳しいよね。年金高いね。年金の保険料、社会保険料、税金高い。言ったってその当事者が国会にはいません」
「手探り状態」の選挙戦ですが、「自身の実体験」を訴えの軸に置き、一人でも多くの有権者に直接、声を届ける覚悟です。
国民・新人 佐藤理々香氏(25)
「しっかりと真っすぐに、令和の好循環、子供を増やす、手取りを増やす、介護福祉を増やす、この好循環を訴えてまいります」
東北最多の有権者数の「宮城2区」に5人が立候補した今回の選挙戦。
投開票は、2月8日です。