世界各地で豪雨による洪水の被害が相次いでいます。
茶色く濁った水で冠水した街を進むボート。
モロッコの街では、住民の救助活動が行われていました。
ボートが着いた先の建物から出てきた人たちの中には、抱きかかえられた子供の姿も。
現地当局によると、モロッコの北西部では数日続いた豪雨の影響で1月23日に洪水が発生。
その被害が拡大していったといいます。
冠水した街ではボートによる救助活動が行われ、避難所では炊き出しに並ぶ人の姿が見られました。
モロッコの対岸に位置するスペインとポルトガルでは冬の嵐「レオナルド」が襲来。
こちらも各地で洪水が起きています。
スペイン南部の街では川が氾濫し、街全体が水没。
映像を見ても川と道路の区別がつきません。
さらに、嵐の影響は雨だけでなく…、地元住民へのインタビュー中に強風が発生。
男性はよろめきながら、飛ばされないよう必死に傘を押さえていました。
1週間前にも冬の嵐「クリスティン」が直撃し、死者が出たスペインとポルトガル。
スペインでは早めの避難を呼びかけるため、冠水した道を走りながらアナウンスを流すパトカーや、住宅を訪れて避難を呼びかける警察官の姿もありました。
豪雨被害は南米のコロンビアでも。
腰の辺りまで冠水した街を歩く住民と救助隊。
カヌーで救助されたのは犬でした。
通常、今の時期は乾期となるコロンビア。
しかし、異例の寒冷前線によって大雨がもたらされ、広い範囲で洪水が発生しました。
また、豪雨の影響で観光地として有名なサンタマルタの海岸には大量のごみが。
豪雨による増水で、川から海に流されたごみが打ち上げられたのだといいます。
この地域では地滑りも発生。
家屋は大きくえぐられ、原形をとどめていません。
タクシーや自転車も土砂にのみ込まれていました。
現地メディアによるとこの地滑りで3人が死亡したといいます。