真冬の超短期決戦となった衆院選。
党の要職を務める前の議員と29歳の新人の一騎打ちとなった岩手2区、各候補の選挙戦の様子をお伝えします。

県北と沿岸の23市町村にわたる本州一広い選挙区の岩手2区。
立候補しているのは届け出順に国民民主党の新人・佐々木真琴氏(29)、自民党の前の議員鈴木俊一氏(72)の2人です。

国民民主党の新人・佐々木真琴氏は宮古市出身の29歳。
1月まで宮古市議を務めていました。県内の国政選挙では国民民主党から初の候補者となります。若さを武器に、フットワーク軽く有権者に駆け寄って握手を交わします。

本州一広い岩手2区での真冬の選挙戦。
浸透を図っていますが、6日間かけて1周するのがやっとだと言い、時には予定通りに行かないこともあります。

国民・新 佐々木真琴氏
「回れば回るほど広さを実感しているところですし、今もまさに昼食を取ろうかと思ったんですけど、もう20分遅刻していて」

この日の昼食は急遽、コンビニめしで済ますことになりました。沿岸育ちとあってワカメが好物だと言います。

国民・新 佐々木真琴氏
「勝利のお祝いはお酒とか全然いらないのでワカメほしいですね。生ワカメ」

明るく元気な佐々木氏ですが、14歳で東日本大震災、26歳で血液のがんを経験。
苦難を乗り越えたきたことが国政への挑戦につながったと語ります。

国民・新 佐々木真琴氏
「生かされた命、救ってもらった命を皆さんのために、岩手のために、日本のために使いたいと思います」

党本部も佐々木氏の応援に注力。玉木雄一郎代表など幹部が次々岩手に入り、支持を訴えました。

国民 玉木雄一郎代表
「ちゃんと夢が叶う、思ったことが言える、やりたいことができる、そんなことを訴えている佐々木真琴をぜひ皆さん国政にあげてください」

選挙戦で佐々木氏は所得税、社会保険料の負担を抑えて手取りを増やす政策や、性別による格差=ジェンダーギャップの解消などを訴えています。

国民・新 佐々木真琴氏
「人を見つけたら車を降りて走って皆さんと一緒にお話をして、触れ合いであったりとか掛け合いが全てにつながってくると思うので、そこは若さで走り抜けていきたいと思います」

自民党の前の議員・鈴木俊一氏、72歳。
党の幹事長を務めているため厳重な警備がつきますが、選挙戦初日には有権者一人一人と丁寧に握手をしていました。

山田町出身の鈴木氏、父は鈴木善幸元首相です。1990年の衆院選で初当選して以来通算11回当選。これまで財務大臣や党の総務会長などを歴任してきました。

自民・前 鈴木俊一氏
「政治の安定を確立をしなければならない。その責任が幹事長たる私にあるわけでございます」

幹事長は党の事実上のナンバー2とも言われ、今回の選挙戦では自身の選挙区を飛び出し他の候補の応援にも走り回っています。

自民・前 鈴木俊一氏
「今回の選挙、自由民主党にぜひとも力を賜りたくお願いを申し上げます」

選挙戦初日も宮古市で第一声をあげた後、200km以上移動、岩手1区や3区の候補のもとへ駆けつけ支持を訴えました。

多忙なため期間中半分も自身の選挙区に入れない中、その留守を預かっているのは…
長男で秘書の俊太郎さん(43)が本人に代わって選挙区を駆け回り支持を呼びかけています。

鈴木氏の長男・秘書 俊太郎さん
「36年皆さまに支えられて国政で働いてこられたということで、これまでの実績や経験をしっかりと地元の皆さまにお返しすることをお伝えさえていただいています」

鈴木氏は今回の選挙戦で成長分野に投資をし強い経済をつくる「責任ある積極財政」や国防力の強化などを訴え12回目の当選を目指します。

与党の重鎮と国政初挑戦の新人との一騎打ちとなった岩手2区。
投票日は2月8日です。

岩手めんこいテレビ
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