2月3日午後、新潟県妙高市のスキー場でコース外を滑っていた外国籍の男女6人と東京都内の男性1人が立て続けに遭難した。その後、新潟県と富山県の防災ヘリによって全員救助され、けがはなかった。警察はコース外での滑走は危険が伴うとして注意を呼びかけている。
■立て続けに遭難の通報
一時遭難したのは、アメリカ・カナダ・オーストラリア国籍の男女6人だ。
6人は2月3日午後、妙高市両善寺のロッテアライリゾートのコース外をスノーボードで滑っていたところ道に迷い、午後1時ごろに遭難した6人のうちの1人が警察に「霧が深くて道に迷った」と通報した。
さらに、この通報から約2時間後の午後3時過ぎには、同じくロッテアライリゾートのコース外で、1人でスキーをしていた東京都に住む60代男性から警察に「霧で周りがわからなくなってしまった」と通報があった。
県の防災ヘリと富山県の防災ヘリ2機が出動し、捜索にあたっていたところ、午後4時半過ぎにスキー場から南西に3キロ以上離れた標高約780メートルの位置で6人を。また、スキー場から南西に約4キロ、標高約845メートルの位置で60代男性がそれぞれ発見され、救助された。
外国籍の6人と60代男性にけがはなかった。
警察に対し、外国籍の6人は「霧が深く、目印も見えなくて迷った」と話していて、6人が滑ったあとに同じ場所を滑走したとみられる60代男性は「人が滑った跡があったのでいけると思ったが、道が全くわからなくなってしまった」と話しているという。
新潟県内のスキー場では、コース外滑走による遭難が相次いで発生している。
警察は管理されていないコース外での滑走は、遭難や雪崩にあう可能性が高いため、やめてほしいと呼びかけているほか、救出に向かう際にも捜索隊に二次被害の危険があるとして注意を呼びかけている。