年末年始は一度落ち着いたのにまた急増しているのが、インフルエンザだ。福島県では約1カ月ぶりに、再びの警報発令となった。要因は何なのか?
■冬休み明け学級閉鎖が増加
福島県喜多方市にある第二小学校。6年生のクラスでは1月27日から徐々にインフルエンザに感染した児童が増えたため29日には学級閉鎖、翌30日には27人まで急増した。(1月27日1人、28日4人、29日10人)
冬休み明けから増え始めた県内の学級閉鎖は、1月下旬から急増している。2月4日は保育園から高校までで237のクラスに上った。
喜多方市立第二小学校の穴澤正志校長は「今年度はA型についてはあまり流行することがなかったが、B型がずいぶん流行ってきた印象」と話す。
再び警報が発令された福島県内でも、報告された感染者の約9割が「B型」を占めている。
喜多方市立第二小学校の穴澤校長は「本校だけではなく地域でもインフルエンザの感染が多い。十分気を付けて、これ以上増やさないようにしていきたい」と話した。
■医療機関も感染拡大を実感
福島市瀬上町にある「ふくしま木もれ日クリニック」。川井巧院長は「年末年始も含めてB型の感染者は一日1人・2人はいた。それが明らかに、お子さんを中心に増えてきたなというのを感じたのが2週間くらい前」と語る。
この日も、診察開始と同時に多くの子どもたちが訪れていた。
食欲はあるものの40度の高熱が出た女の子の診断は「インフルエンザB型」だった。
■インフルエンザB型の特徴
では、どんな症状が出るのか?川井院長によると「熱が一番多い。よくB型は胃腸の症状がちょっと強めに出ると言うが、そうとは言え出ない人もたくさんいる。高熱と軽い咳・鼻、あと喉の痛みといった症状」だという。
一方で、軽症でも感染しているケースもあり注意が必要だ。
川井院長は「周りが流行している状況で、咳・鼻・喉など風邪っぽい症状があれば、できる限り『かかっているかもしれない』と思って気を付けること。ご高齢の方、持病のある方との接触は、非常に気を付けていただくというのが大事」と注意を呼びかけた。