こころが見える作品たちが並びます。

鹿児島市立美術館で現在開かれている、精神科病院やクリニックで活動をする人たちの作品展。

何を思い、描いたのか。制作者の気持ちを見つめてきました。

未来の自分をテーマに好きなものを集めたコラージュや、旅に出たい気持ちを残した一枚。

作品は心を映し出す鏡のようです。

鹿児島市立美術館で開かれている「こころで描く絵画展」。

鹿児島市内の精神病院やクリニック、保健所などを利用する人たちが制作した作品を展示するもので、2026年で27回目を迎えます。

こちらは乗り物が好きな50代の男性が作ったバス。

ドアや窓枠まで定規で細かく制作されています。

好きなものをとことん追求する気持ちが見えます。

美川愛実キャスター
「こちらは直径1センチにも満たない小さなシールを貼り合わせて・・・こちらの一枚の作品になっています。一体何枚のシールを貼りつけたのでしょうか」

小さな点が集まったモザイクアート。

無心で描いた作品です。

ここにも心で描かれた作品が。

「過緊張ピリピリ」

過緊張とはストレスなどから自律神経のバランスが崩れ、心身の不調が現れるものです。

MARRさん
「緊張のしすぎはよくあります。最初はただ目を描きたくて目を描いたが、それに神経のような血管のような赤と青の線を描いていったら、すごくひっ迫したような緊張したような感覚があってそれを描いた」

描いたのは20年以上制作を続けるMARRさん。

高校時代から、そううつ病とも呼ばれる精神疾患、双極性障害と向き合っています。

MARRさん
「人の顔、表情って色々あるじゃないですか。それをさらに先を行って面白い表情にして描いてみたりそういうのを狙っています。いつも自分の世界に入り込んですごくウキウキというか楽しんでいる」

様々な心を受け止めてくれるキャンバス。

会場にある作品には様々な気持ちが映し出されていました。

こころで描く絵画展は鹿児島市立美術館で2月8日まで開かれています。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。