衆議院選挙もいよいよ終盤戦に入ります。

福岡県内の注目選挙区の最新情報をお伝えします。

自民と維新の与党対決に、新党の中道、そこに参政と共産が斬り込むという政治の構図が凝縮された福岡1区です。

福岡市東区の大半と博多区からなる九州の経済と文化の中心、福岡1区では5人による激しい戦いが繰り広げられています。

1月30日、警固公園を埋め尽くすほど集まった多くの人たち。

聴衆の目的は自民党の前職、井上貴博さんの応援に駆けつけた高市首相でした。

◆高市早苗首相(自民党総裁)
「地域の税収も増え、質の高い医療も受けられる、福祉も受けられる。大事な地域未来戦略の旗振り役、井上さんにお願いしています」

首相補佐官として高市首相を支え、6期目を目指す井上さん。

今回は公明党からの推薦が得られない中、高市首相と自身を並べたチラシを作るなど「高市カラー」を全面に押し出す戦略で選挙戦をリードしています。

◆自民・前 井上貴博さん(63)
「高市総理なのかそれとも違う野党の代表なのか、二者選択であります。我々に1票ずつ1票ずつ、高市早苗とかける力をお渡しお預けいただけませんでしょうか」

追いかけるのは中道の前職、丸尾圭祐さんです。

前回は比例からの繰り上げ当選でしたが、今回は小選挙区での当選を目指します。

◆中道・前 丸尾圭祐さん43)
「内閣不信任どころかですよ、これ政権交代させないと私たちの生活むちゃくちゃになってしまいます」

丸尾さんの隣でともに手を振るのは妻の紗彩さん、ふたりは高校の同級生です。

◆丸尾さんの妻・紗彩さん
「高校1年の時から言っていました。『政治の世界に行きたい』って。国政で働くべき人だなっていうのは友人の時から思っていました」

新党結成でこれまで自民を支えてきた公明票を取り込めるかがカギを握る中、公明の地方議員が駆けつけ結束をアピールしました。

◆中道・前 丸尾圭祐さん(43)
「公明党さんからの支援をいただけると仮定した場合であっても、高市さんの無党派層の人気、そういったことを考えると、非常に厳しい戦いであるということは変わらない」

最後まで追い上げたいと意気込んでいます。

参政党の新人、吉富景子さん。

去年の参院選で旋風を巻き起こした神谷代表も応援に入ったものの、まだ浸透しきれていないのが現状です。

◆参政党 神谷宗幣 代表
「ここだと思って人もお金も全部突っ込んで人生かけて戦ってるんだ。日本人の中間層、普通に真面目にコツコツ現場で働いている人たちが、安心して暮らせる国に戻すためですよ」

吉富さんは眼科医としての経験から、医療政策に力を入れたいと主張しています。

◆参政党・新 吉富景子さん(37)
「私が国会議員になったら過剰な医療にメスを入れて、医療費削減して、その分ね消費税も下げる」

同じく厳しい戦いを強いられているのが、自民党と同じ与党の立場から独自の改革を訴える日本維新の会の元職、山本剛正さんです。

与党として高市首相を後押しし、社会保険料の引き下げなど改革を進めたい考えです。

◆維新・元 山本剛正さん(54)
「自民党の中にはこの責任ある積極財政に消極的な方々もいます。我々は自民党さんが改革をしてくれるんだったら、そのアクセルをどんどん踏んでいこう。しかしながら、後ろ向きの政治、古い政治に足の引っ張り合いの政治に戻るのであれば、やはり我々はブレーキ役にもならなきゃいけない」

共産党の新人・、岩本義孝さんは中小企業への支援と賃上げを同時に進めたいと訴えますが、支持が広がっていません。

◆共産・新 岩本義孝さん(57)
「高市首相による大義なき党利党略の解散、私こんな無責任な政治、絶対に許したくない、許すわけにはいかない。今すぐにでも最低賃金は1700円に上げていく。そのために地場産業、中小企業を応援する」

自民と維新の与党対決に、公明票の取り込みを狙う新党の中道。

それに参政と共産が斬り込む政治の構図が凝縮された福岡1区。

有権者は誰に未来を託すのか、投票日は8日です。

テレビ西日本
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