2月8日に投開票を迎える、衆議院議員選挙についてお伝えします。
県北部の広いエリアが選挙区となる「宮城5区」です。

立候補したのは、前職と新人2人の合わせて3人。前回2024年の衆院選と同じく、三つどもえの戦いとなりました。

中道・新人 境恒春氏(46)
「ありがとうございます!頑張ります!ごめんなさい、手が冷たくて」

中道改革連合の新人境恒春氏、46歳。選挙戦では、自身の「機動力」が武器だと話しますが…

中道・新人 境恒春氏(46)
「この間、気仙沼回っていた時は、完全にアイスバーンで結構滑って危ない。転んでしまうので。今回、機動力が発揮できないのが悩ましい」

県議会議員を3期務め、前回の衆院選では、5区で日本維新の会から立候補するも落選。今回、公示日の6日前に離党届を提出。
『政治理念に合致する』と、中道改革連合からの立候補を決めました。

中道・新人 境恒春氏(46)
「あまりにも日本は政党政治すぎる。私の個人的な政治理念は、特に困っている人を助けること。世界を平和にすること。それが根っこで良いのでは。皆さんそう思わないですか。」

食料品の消費税を恒久的にゼロにする「物価高対策」を前面に押し出します。
選対本部長を務めるのは、境氏自身。重点地区と位置づけるのは、「浮動票が多い」と分析する大崎市です。

前回の衆院選で境氏の得票率は、ほとんどの市町で、13パーセントほどでしたが、5区全体の3割、10万人の有権者がいるこの大票田では、およそ17パーセントを獲得しました。

中道・新人 境恒春氏(46)
「少しでも有権者と対話できるように、一票一票を積み上げていきたい」


「久しぶりに地元に戻ってきた」と話すのは、自民党の前職・小野寺五典氏、65歳。

自民・前職 小野寺五典氏(65)
「久しぶりです。やはり地元は温かいです。皆さんに手を振っていただいて」

党で税制調査会長の要職を担い、選挙戦では、全国を飛び回るため、県内入りできる日数はわずか…
選挙カーで地域をくまなく回り、強調するのは「実績」です。

自民・前職 小野寺五典氏(65
「真っ先にしたのは、ガソリンと軽油の暫定税率の廃止。ガソリンスタンド行くとガソリン価格が下がったなと思ってもらえると思うが、私がやったので拍手をお願いします」

一方、今回は、公明党の連立離脱、中道改革連合の結成で、選挙の枠組みが大きく変わりました。

自民・前職 小野寺五典氏(65)
Q中道改革連合の存在感は?
「私どももよく感じていない。むしろ自民党の政策をどれだけ訴えることができるかにかかっている」

「10回目」の当選に向け油断はありません。

自民・前職 小野寺五典氏(65)
「一次産業が中心の県だと思っているので、農林水産業をしっかり支えていくことと過疎の地域もたくさんあります。そのためにもしっかり財源を国から地方に振り向ける。それを全力でやっていきたい」


日本共産党の新人・結城豊氏、66歳。

共産党・新人 結城豊氏(66)
「私たち日本共産党は自民政治ときっぱり対決し、ぶれずに暮らし、平和、人権を守るために精一杯頑張ってまいります」

大崎市出身で、過去2回、大崎市議選に立候補しましたが落選。国政選挙への挑戦は今回が初めて…。
これまでの選挙戦との違いに、戸惑いもあると話します。

共産党・新人 結城豊氏(66)
「決定的に違うのは(選挙区が)広すぎますね/精一杯足運んで、有権者と顔合わせして顔を覚えてもらう!」

これまで県内で共産党は、立憲民主党と候補者をすみわける「野党共闘」を進めてきました。
しかし、中道改革連合の結成で、共闘は、破綻…選挙戦では批判を展開しています。

共産党・新人 結城豊氏(66)
「(中道改革連合という)新しい政党ができましたが自民党に対して対決する姿勢をまるきり見せておりません」

「他党との政策の違いがより鮮明になった」と意気込む結城氏。
比例票の掘り起こしも狙います。

共産党・新人 結城豊氏(66)
「今まで立憲民主党を推していた方々でもちょっと違うんじゃないかという方もいると思う。原発廃止、安保法制廃止を目指しているのは、共産党しかない。だからお願いしますと」

9回の当選を誇る前職に、新人2人が挑む宮城5区。衆院選は2月8日に投開票を迎えます。

仙台放送
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