去年の秋からの少雨で筑後川水系のダムの貯水率が低下している。このため佐賀県の東部に水道水を供給する佐賀東部水道企業団は取水制限を1日当たり5%に強化。今後さらなる取水制限強化の可能性もあるという。

1975年以降、最も少ない雨量

佐賀県の報告によると、筑後川流域の去年(2025年)10月から今年(2026年)1月までの合計雨量は113.7ミリで、1975年以降、最も少なく、平年の4割以下となっている。

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この影響で、佐賀県の東部で利用されている筑後川水系の主要な6つのダムの貯水率は20.6%に低下している。

この状況を受け佐賀東部水道企業団は、これまで1日当たり3%だった取水制限を1月29日から5%へ強化することになった。

さらなる「取水制限」強化の懸念も

一方、佐賀県が管理する13のダムの貯水率は59.8%と平年よりも10ポイント以上低く、国営の嘉瀬川ダムも64.6%となっている(2026年1月29日時点)。

佐賀県渇水対策連絡会 横尾秀憲会長:
今後もダムの貯水率の低下、またそういった状況になれば、さらなる渇水調整の取水制限強化ということになってくる。県民生活や産業活動への影響が考えられる状況になってくるのが懸念される

県は「今後、さらに少雨が続いた場合は水源確保が懸念される」としていて、こまめに蛇口を閉めるなど節水を呼びかけている。

サガテレビ
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