衆院選にあわせて実施される、最高裁判所裁判官の国民審査。
鳥取市役所に設けられた期日前投票所には「国民審査は投票できません」と貼り出されていました。

通常は国民審査と衆院選の期日前投票を同時に行うことになっていますが、今回、国民審査の期日前投票は2月1日となっています。

裁判官の氏名が書かれた国民審査用の投票用紙の準備期間を考慮して、衆議院解散から公示までの期間が4日以内の場合、国民審査の期日前投票は、投票日の7日前からという例外規定があるためです。

今回の衆院選が「戦後最短」の日程となったため、2016年に国民審査法が改正されてから初めて、この例外規定が適用されました。
このため衆院選の期日前投票を1月中に済ませた場合、国民審査のため、2月1日以降、改めて投票所に足を運ぶ必要があります。

鳥取市民:
「手間っちゃ手間ですね。こうやって何回も、2回も来ないといけんだろうか」
「今回はすごく異例づくめで仕方がない」

こうした異例の状況に、選挙管理委員会もトラブルを心配しています。

鳥取選挙管理委員会事務局・有本公博事務局長:
「一番懸念されるのが二重投票。1月中に衆院選の期日前投票を済ませた人が、国民審査の投票をするときに、衆院選の投票用紙を誤って渡してしまうと、二重投票になる恐れがあります」

鳥取市選管では、衆院選で投票済みの場合、投票所の受付に設置されたシステム端末で確認できるとしていますが、思いがけないミスの防止に、いつも以上に神経を尖らせます。

鳥取選挙管理委員会事務局・有本公博事務局長:
「とにかく我々選挙管理員会としては、ミスがないようにしっかりと丁寧に事務を進めていく以外ないのかなと」

超短期決戦となった今回の衆院選。準備時間も限られる中、選管でも異例の対応を迫られています。

期日前投票について選管は、スムーズな受付のため、入場整理券を持参してほしいと呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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