佐世保の淀姫神社で400年以上前から続く伝統行事ヤモード祭りが2026年も営まれました。
祭りに込めた氏子とヤモードたちの願いとは。
ふんどし姿で現れた2人、向かった先は・・。
「矢峰町、松原町、両町のヤモード祭りのみそぎを行いたいと思います」
水温7℃の池に入り、身を清めます。
「佐世保のヤモード祭り」。
長崎県の無形民俗文化財にも指定されています。
2人がその「ヤモード」。
山の神の使者で、祭りをつかさどります。
ヤモード(4回目) 山口 秀二郎さん(32)
「痛かったんですけど、いつもよりも入っている時間が長すぎて慣れてきた」「いい水でした」
ヤモード(2回目) 松本 研介さん(56)
「20年前に一回入ったが、その時の記憶が蘇った」「病気、ケガがないように、一年に、それが一番、健康に、元気に過ごせればいい」
ヤモード祭りは、佐世保市松原町の淀姫神社で400年以上前から続く伝統行事です。
毎年1月の第4日曜日、五穀豊穣や家内安全を願って神社の鳥居にかける大きなしめ縄を氏子や地域の人たちが作ります。
淀姫神社 矢峰松原氏子奉賛会 宮本 繁昌 役員
「淀姫神社の昔からのヤモード祭り、先人からの伝統行事を今年もできるということが一番のよかこと」
「若い人たちの力を入れて、協力しながらしていくということがこれから先のヤモード祭りではないか」
大しめ縄は「チョンチョコベ」と呼ばれるわら人形を中心に差し込み、回しながら締め上げ、作っていきます。
最後は2本のしめ縄を1本に練り合わせます。
約5時間かけ、長さ8m、重さ300kgの大しめ縄ができあがりました。
鳥居に登ることが許されるのはヤモードの2人だけです。
氏子と協力しながら、大しめ縄を鳥居にかけ、無事に大役を果たしました。
ヤモード 松本 研介さん
「これから先、これくらいの立派なしめ縄をしめて行きたいと思います」
ヤモード 山口 秀二郎さん
「皆さんと力を合わせて出来たので、今年もいいものが出来たと思います」「少しでも多くの若者が参加したいという祭りに今後も力を入れていきたい」
新しくなった淀姫神社の大しめ縄。
氏子たちは地域の絆がさらに深まることを願っています。