去年5月、一宮市木曽川町で妊娠9か月だった研谷沙也香さん(当時31)が車にはねられて死亡した事故では、児野尚子被告(50)が過失運転致死の罪で起訴され、裁判が始まっています。
遺族は、帝王切開で生まれた娘の日七未ちゃんも脳に重い障害を負った被害者だとして、過失運転致傷の罪にも問うよう求め、名古屋地検が補充捜査をしていました。
26日の裁判で、検察側は「沙也香さんに傷害を負わせ死亡させた」とする起訴内容に、「日七未ちゃんに胎児機能不全を生じさせた」という文言が追記されたことを明らかにしました。
地検は「胎児は母体の一部」という法解釈を改めることはできず、罪には問えないものの、「事故が胎児に及ぼした影響の重大性を鑑みて、審理すべきと判断した」としています。
これについて、日七未ちゃんの父・研谷友太さんは…。
日七未ちゃんの父・研谷友太さん:
「(日七未ちゃんの)名前が載ってきたことについては、深く感謝申し上げます。過失運転致傷で立件されなかったことについては、当然納得はできていないですし、法的な壁は非常に大きかったなと実感しております」