衆院選富山1区に無所属で出馬することを表明していた前職の田畑裕明さんは、一転、比例代表北陸信越ブロックに自民党公認として出馬すると発表しました。

決断に至るまでの動きを取材しました。

今月22日、無所属での立候補を表明した田畑さん。

*田畑裕明氏
「無所属なのかということだが、公認がいるということだから現実的にはそう(無所属に)なるが、立候補に向けて準備をしている。富山のことは富山のもんに任せてほしい。このことを選挙戦で訴えたい」

しかし翌日、党本部は比例代表北陸信越ブロックの公認候補としました。

無所属の候補として小選挙区で戦うか、それとも党の比例代表の候補になるか。

24日に開かれた田畑さんの後援会の会合では、その対応について話し合われ、判断は、田畑さん本人に一任することが了承されました。

*田畑裕明氏
「比例で公認をもらったことは感謝の気持ちを伝えた。無所属での出馬についても、気持ちは変わっていない。今後については党本部と相談したい、」

会合に出席した支援者は…。

*田畑氏の支援者
「私たちは田畑さんの言う通り行動する」

*田畑氏の支援者
「(比例は)何位までが当選するか分からないから、上位ではだめ。1位でないとだめ。だって(田畑氏は)それくらいの実績がある人だから」

*田畑氏の支援者
「(比例で)絶対当選圏内だったら話は別。国会議員として生き残らなければ意味がない」

*田畑裕明連合後援会 馬瀬大助会長
「比例区と言っても順位が何番なのかは出ていない。下位だったら、落ちるために比例にまわることになる。それだったら選挙区で審判を受けたいという(田畑氏)本人の気持ちだと思う。(後援会は)本人の意思を尊重してついていく」

この日の午後。田畑さんに代わる候補者として中田宏さんを擁立した自民党富山市連も会合を開き、校下支部の幹部などともに、中田さんの必勝に向け、結束を呼びかけました。

*自民党富山市連 藤井大輔支部長
「支部長・幹事長や党員にとっては自分たちの声がうまく反映されていないのではないか、急転直下で決まっているのではないか、そんな思いを持っている方もいると思う」

しかし、会合では、37ある校下支部のうち田畑さんへの支持を表明していた8つの支部の幹部が欠席したほか、途中退席する出席者もいるなど組織内の分裂が鮮明となりました。

*途中退出した 萩浦支部支部長
「支部は自主投票にした。私の思いは田畑さんなので」

衆院選富山1区に無所属で出馬することを表明していた前職の田畑裕明さんは、一転、比例代表北陸信越ブロックに自民党公認として出馬すると26日午後6時頃に発表しました。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。