鹿児島県鹿屋市で任期満了に伴う市長選挙が1月25日に行われ、無所属新人で元県議会議員の郷原拓男氏(48)が初当選を果たした。
新人4人による接戦、郷原氏が僅差で勝利
開票の結果、郷原氏は1万7617票を獲得し、元市議会議員の吉岡鳴人氏(45)の1万6645票、建築設計事務所社長の落司ひとみ氏(67)の4463票、元市議会議員の本田仁氏(77)の2129票をそれぞれ上回った。
現職の中西茂市長が勇退を表明したことから、新人4人による選挙戦となった今回の選挙。郷原氏は「ホッとしたというのが率直な気持ち」と当選の喜びを語り、「これまで地域をくまなく歩きながら様々な声を反映していく。そういったことに取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

郷原氏が訴えた政策
郷原氏は県議会議員を3期10年半務めた経験を持ち、選挙戦では県や国とのパイプを生かした「予算を取る力」や「政策を実行する力」をアピール。市民所得の向上や福祉政策の充実などを訴えていた。48歳の郷原氏は4歳から14歳までの5人の子どもを育てている。
低投票率の課題に変化の兆しか
鹿屋市は県内自治体の中でも特に投票率が低いことで知られていた。過去3回の選挙(国政選挙や知事選)でも県内で最低の投票率を記録し、知事選では38.68%と40%にも届かなかった。

しかし今回の市長選挙の投票率は52.06%となり、過去最低だった前回を16.66ポイント上回った。
12年ぶりに市長が交代する鹿屋市。郷原新市長の下で市政がどのように変わっていくのか、市民の注目が集まっている。
(動画で見る▶鹿屋市長選、元県議・郷原拓男氏が初当選「地域の声を政策に」)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(4枚)
