沖縄戦で使用された糸満市にあるガマから、戦没者のものと見られる遺骨が発見されました。
このガマでは2025年に旧制私立開南中学校の校章が発見されていて、遺骨収集ボランティアは身元の特定に繋がるかもしれないとして、遺族に国のDNA鑑定の申請を働きかけていく事にしています。

20年以上に渡り沖縄戦の戦没者遺骨をボランティアで探している浜田哲二さんと律子さんのグループは、約1年前から糸満市福地のガマで遺骨収集を続けています。

1月に入りガマでは遺骨が掘り出されていて、23日、頭蓋骨の一部や足の骨、歯が付いた状態の顎の骨などを掘り出しました。

遺骨収集ボランティア 浜田哲二さん:
上から何を打ち込んだかはわからないんですけど、石も吹き飛ばして中の人たちをバラバラにしてしまう。遺骨がバラバラなので、威力のある武器で撃たれたかと思います

このガマでは1970年代に行政による遺骨収集が行われていますが、2025年、浜田夫妻のグループが、沖縄戦で廃校となった旧制私立・開南中学校の校章を見つけています。

遺骨収集ボランティア 浜田哲二さん:
校章が見つかっている開南中学校。開南中学校の学徒がここで亡くなっている可能性が高いと見ていますので、その開南中学校のご遺族に、壕の中から本格的に遺骨が出始めたからDNA鑑定をしませんかと働きかけをしようと思っています

浜田さんたちはさらに掘り進めて遺骨を探すとともに、DNA鑑定の申請についても呼びかけていく事にしています。

沖縄テレビ
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