衆院選をめぐり、これまでと戦いの構図を大きく変える可能性があるのが、立憲民主党と公明党が結成した新党『中道改革連合』だ。新潟県内で出馬予定の5人の立憲議員は1月20日までに全員が新党に加わると表明した。前回の衆院選で県内の小選挙区で全勝した立憲。新党に変わることで戦いの構図はどのように変わるのか…
新潟県内の立憲現職全員が“中道”参加を表明
立憲民主党と政権離脱した公明党が新たに結成した『中道改革連合』。
20日に食料品の消費税ゼロや「存立危機事態における自衛権行使は合憲」などとする基本政策を発表した。
そして、20日の入党届の提出期限を前に、事務所で入党届に署名したのは、新潟5区から出馬を予定する梅谷守衆院議員。
政策を確認した上で決断したとして、新潟県内の立憲議員の中で、一番乗りで新党への参加を表明した。
梅谷氏は「(立憲と公明は)野党第一党と与党という立場の違いがあったが、考え方・政策面では近い。国民の暮らしと幸せを第一に考える政策を打ち出し、それの実現をしっかりと仲間と力をあわせて取り組んでいく」と意気込む。
これに続くように、県内から出馬を予定する立憲民主党の議員が続々と新党へ入党届を提出。選挙戦での公明党の支援に一定の期待を寄せる声もあがった。
新潟2区から出馬予定の菊田真紀子衆院議員は「右傾化している自民党と維新という政権与党に対して私どもは平和を守る、専守防衛に徹する。かなり思想的な面で一致できるわけだから、ぜひ協力していこうと」と話し、新潟3区から出馬予定の黒岩宇洋衆院議員は「(公明党の)支持者支持層があるわけだから、その方たちに私自身を大いに理解していただいて、賛同を得ていく。より多く、私の支援につなげていくということは願っている」と話した。
また、新潟1区から出馬予定の西村智奈美衆院議員、新潟4区から出馬予定の米山隆一衆院議員も参加を表明し、県内から出馬を予定する立憲の現職全員が新党に入党する見通しだ。
自民は公明へ引き続き支援求める「26年間一緒に…」
一方、こうした動きに警戒を強めるのが自民党。
20日に選対本部を立ち上げた県連は公明党に対し、これまでの協力関係をもとに地域ごとに引き続き支援を求めていく考えを確認した。

自民党県連の岩村良一幹事長は「26年間、県議会でも一緒の議決をしたり、一緒に活動してきたので、我々としては、まんべんなく今までもこれからも変わりなくお願いを地域、地域でしていく」と語った。
新党結成で戦いの構図はどのように変わるのか…様々な思惑が交錯している。
